出版後に著者の方々がやっている、
地道だけど有効な販促方法があります。
それは書店回り。
書店回りには、メリットいっぱいです。
ですので、売れている著者さんで
書店回りをする人は多いですよ。
今回もマインドック鈴木と
本を出版するSさんの
会話形式で進みます。
雰囲気を感じながら読んでくださいね。
書店回りはマスト
私:まずは紀伊国屋で買ってもらう。
それから、売った後は書店回りをする。
来てもらうと喜ぶところと嫌がるところがありますが、
書店回りは絶対することです。
Sさん:書店回りですか?
私:はい。
Sさん:書店回りって何ですか?
私:売れている方たちは絶対に、
出た後、主要な書店さんを回ります。
要は、
「置いていただいてありがとうございます」
と言って、
動かして良ければ見えやすいところに動かすとか、
あと「ポップつけさせてください」とかお願いするのです。
Sさん:なるほど。
私:みんな地道なことやっていますよ。
Sさん:それは、個人で行っているのですか?
私:個人でやっていますよ、みんな。
Sさん:そうなのですね。
私:はい。
出版社さんがやるのは、
出版でどっかの書店で
イベントやらせてくださいと頼むと思うのですよね。
セミナー形式のサイン会やるとか色々ありますから。
あなたの今回出すネタは、
バズるか、バズらないか、
みんな興味はあるのだけど・・・
という内容だから、
バズる可能性はあると思います。
Sさん:はい、そっちにかけたいです。
私:ですから、
地道な作業はすると思って用意しといた方が良いですね。
Sさん:確かにそうですね。
なるほどなるほど、ポップですね・・・。
私:はい。
それで、やっぱり、置いてくれているところに
お礼に行ったら相手側も喜んで、
余計に見やすいところに動かしてくれたりとか、
そういうのもありますし、
「書店で置かれていました」
というのをFacebook に載せるとか、
売れています感を出すというのができますから。
交通費もかかるのでお土産はナシでOK
Sさん:なるほど。
それは何か菓子折りとか持って行くのですか?
私:まさか。
何にも持って行きませんよ。
Sさん:あ、持って行かないのですか?
私:そんなことしたら
すごいお金がかかってしまいますよ。
Sさん:確かに。そうですね。
私:ただお礼参りに行くだけです。
Sさん:なるほど。
私:それでも、
東京都内でも大きい書店さんもだいぶありますし、
もうちょっと地方行くとなったら、
そこにもたくさんありますよね。
だから、そういう感じで、
とにかく売れています感を出すという感じです。
Sさん:はい。
私:結局、ずっと売れていますとなれば、
すぐに増刷とはいかないかもしれないけれど、
ロングセラー入りというものもありますからね。
Sさん:はい。増刷+ロングセラーが理想ですね。
私:増刷は嬉しいですよね。
でも増刷じゃなくても、
「何かこの本ずっと売れ続けているよね」
となったら書店さんは仕入れてくれます。
Sさん:へー、そうなのですね。
まとめ
売れている著者さんほど、
地道な活動をしています。
出版後の書店回りはマストと考えましょう。
たくさんの人の目に触れれば、
それだけ部数が売れますからね。
次回予告
次回は、どんな本でもロングセラーを狙える
ポジション取りについて話しますね。