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海外でも出版できたSさんへの出版アドバイス⑥

海外でも出版できたSさんへの出版アドバイス⑥

出版後に著者の方々がやっている、地道だけど有効な販促方法があります。
それは書店回り。

書店回りには、メリットいっぱいです。
ですので、売れている著者さんで書店回りをする人は多いですよ。

今回もマインドック鈴木と本を出版するSさんの会話形式で進みます。
雰囲気を感じながら読んでくださいね。

書店回りはマスト

:まずは紀伊国屋で買ってもらう。
それから、売った後は書店回りをする。
来てもらうと喜ぶところと嫌がるところがありますが、書店回りは絶対することです。

Sさん:書店回りですか?

:はい。

Sさん:書店回りって何ですか?

:売れている方たちは絶対に、出た後、主要な書店さんを回ります。
要は、「置いていただいてありがとうございます」と言って、動かして良ければ見えやすいところに動かすとか、
あと「ポップつけさせてください」とかお願いするのです。

Sさん:なるほど。

:みんな地道なことやっていますよ。

Sさん:それは、個人で行っているのですか?

:個人でやっていますよ、みんな。

Sさん:そうなのですね。

:はい。
出版社さんは、どこかの書店でイベントやらせてくださいと頼むと思うのですよね。
セミナー形式のサイン会をやったり色々ありますから。
あなたの今回出すネタは、バズるか、バズらないか、みんな興味はあるのだけど・・・という内容だから、
バズる可能性はあると思います。

Sさん:はい、そっちにかけたいです。

:ですから、地道な作業はすると思って用意しといた方が良いですね。

Sさん:確かにそうですね。なるほど、ポップですね・・・。

:はい。
それで、やっぱり、置いてくれているところにお礼に行ったら相手側も喜んで、
余計に見やすいところに動かしてくれたりとかそういうのもありますし、
「書店で置かれていました」というのをFacebook に載せるとか、
売れています感を出すというのができますから。

交通費もかかるのでお土産はナシでOK

Sさん:なるほど。それは何か菓子折りとか持って行くのですか?

:まさか。何にも持って行きませんよ。

Sさん:あ、持って行かないのですか?

:そんなことしたらすごくお金がかかってしまいますよ。

Sさん:確かに。そうですね。

:ただお礼参りに行くだけです。

Sさん:なるほど。

:それでも東京都内だけでも大きな書店さんはたくさんありますし、もう少し地方に行くとなったら、
そこにもたくさんありますよね。
そういった感じで、とにかく売れています感を出すという感じです。

Sさん:はい。

:結局、ずっと売れているとなればすぐに増刷とはいかなくても、ロングセラー入りというものもありますからね。

Sさん:はい。増刷+ロングセラーが理想ですね。

私:増刷は嬉しいですよね。
でも増刷じゃなくても、「この本ずっと売れ続けているよね」となったら書店さんは仕入れてくれます。

Sさん:へー、そうなのですね。

まとめ

売れている著者さんほど、地道な活動をしています。
出版後の書店回りはマストと考えましょう。
たくさんの人の目に触れれば、それだけ部数が売れます。

次回予告

次回は、どんな本でもロングセラーを狙えるポジション取りについて話しますね。

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