日本津々浦々の本屋にまで、
自分が出版した本が良く届くには、
紀伊国屋で売れ続ける必要があります。
リアル書店での販促は、
紀伊国屋書店を攻略しなければいけません。
その理由を知っていますか?
今回もマインドック鈴木と
本を出版するSさんの
会話形式で進みます。
雰囲気を感じながら読んでくださいね。
店舗で買うなら紀伊国屋と頼む
私:本を新しく書店さんが
仕入れるかどうかっていうのは、
絶対に紀伊国屋のランキングを見ているのです。
Sさん:はい、紀伊国屋のランキングですね。
私:はい。だから、
「書店で買う人は紀伊国屋で買ってください」
と、
出版した時に私だったら言うかもしれません。
Sさん:ふーん。
私:まぁ、Amazon 1位取るようには
やっぱり動いておきますよ。
それと別に、
紀伊国屋で買ってくださいと言って、
紀伊国屋ランキングを押し上げるというのは
あるかもしれません。
Sさん:へー、そんなカラクリがあるんですね。
私:はい。
あなたの場合、何部出すっていうことに
決まっているか聞いてないですが、
5000部売りたいと言っているぐらいだと、
部数も大きい部数を向こうが言っているのではないかと
思うのですけど・・・。
3000部というのは
大きい書店にしか回らない部数なのですよ。
Sさん:そうなんですね。
私:はい。
だから5000部越えてもっと多くならないと、
小さい書店さんなんかまず仕入れない部数です。
Sさん:そうなのですね。
まずは、目に触れられないといけないですよね。
私:はい。
だから、やっぱり小さい書店さんは、
仕入れてまた返すという手間を嫌がるので、
紀伊国屋のランキングを見て、
仕入れる仕入れないを決めるみたいなところがあります。
Sさん:はい。
まとめ
時々、Amazonキャンペーンをやらないで、
「紀伊国屋でリアルに買ってください」
というキャンペーンを見かける理由は、
紀伊国屋のランキングを観て、
小さな書店が仕入れを決めるからです。
地方創生など、
地方で本が売れることを望む著者さんは、
紀伊国屋で購入キャンペーンが良いですよ。
次回予告
次回は、出版後に著者の方々がやっている、
地道だけど有効な販促方法をご紹介します。