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海外でも出版できたSさんへの出版アドバイス⑦

海外でも出版できたSさんへの出版アドバイス⑦

日販や東販の流通を使って
本は販売されています。

そのため、何もしないと
出版後、6か月で回収され廃棄されてしまいます。

そうならないためにも、
ポジションを取って、
ロングセラーを狙いましょう。

ポジションが取れてエッジが効いていると
本が売れます。

今回も、マインドック鈴木と
本を出版するSさんの
会話形式で話が進みます。

日販・東販通したら半年で回収廃棄

:そうです。
普通は半年経ったら
日販さんが回収して
もう廃棄処分になります。

Sさん:半年で、ですか?

:そうです。
半年で、ですよ。

Sさん:そんな早いんですか?

:はい。

Sさん:えー。半年なのですか・・・。

:でも、
「売れ続けるよね」と言ったら、
廃棄しないで残ります。
実際に動いていますからね。

Sさん:そうなのですね。
売れないと廃棄になってしまうのですね。

:そうなのです。
だから私の出した本なんかも、
本当にビジネスの経営者向けドンピシャの本だから
チラチラ売れ続けているのです。

Sさん:そうなのですか。

:何もしないでも売れているのです。
だから、Amazon からも
入荷しますと連絡が来ます。

Sさん:へー、そうなのですね。

:つまり、廃棄されてないわけですよ。
そういう風なことも狙います。

Sさん:なるほど。
なんでそんなチラチラ売れるようになったのですか。

:私の場合は、有隣堂さんが案外推してくれて、
見えるところに置いてくれていたりします。
あと、私もセミナーで「こういう本を出しています」と言いますし、
ホームページにも載せていますし、
Facebook なんかに本の存在を載せていたりしています。

Sさん:なるほど。

ポジションが取れると売れます

:私は完璧に出した時に、
ポジション取りをしようとして、
タイトル決めていますから。

Sさん:ポジション取りですか?

:はい。
あなたは気にしなくて大丈夫です、
出す内容がポジション取る内容ですから。

出版する際は、
ポジション取りという考え方があるのですよ。

結局、みんなが出しているのと同じ本を出したら
大きいところに負けちゃいますから。

Sさん:なるほど。

:はい。
ちょっとずらすという考え方ですね。
隙間になっているところの本を出すのです。

Sさん:戦略家ですね。

:はい、何もかも戦略です。
コツコツやるのが嫌いなので。

「コツコツやらなくて
何とかなりそうなものはないかしら」
とよく考えます。
そうすると、ポジション取りはすごく良いのです。

あなたの本は、
もう最初から内容がポジション取っていますし、
エッジも効いているので、そこは考えなくて良いです。

Sさん:なるほど。そうですか。

:はい。
ポジション取れますけど、
ただ、エッジが効きすぎているから、
それが吉と出るか凶と出るかですね。

その後の活動も、
どんなところに呼ばれるかみたいなことが、
あなたの本の内容はすごく限られていますからね。

Sさん:そうなのですよね。
だから、そう、吉と出るか凶と出るかわからないです。

まとめ

戦略で一番良い戦略は、
戦わないで勝つことです。

ですので、ポジションを取っていくと考えた時、
大きな敵と同じ場所で戦わないことが重要です。

そのため、本の内容も大切ですが、
本のタイトルはもっと重要になります。

本のタイトルは、
流行っているタイトルから、
少しだけ横にずらすと、だいたいポジションが空いていますよ。

次回予告

次回は、これまでの7回分の内容をぎゅっとまとめてアップします。

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