お金も人脈もないなら、告知手段として「プレスリリース」があります。
出版でプレスリリースをしてくれる出版社さんに当たったら、よく出版社の担当者さんと相談しながらやってみましょう。
今回も、マインドック鈴木と本を出版するSさんの会話形式での記事です。
プレスリリースをしてみる
私:では、次の方法です。プレスリリースという方法があります。
Sさん:プレスリリースですか?
私:はい。
テレビやラジオ、雑誌で取り上げてもらう方法です。
Sさん:ああ、それはやってくれるそうです。
私:本当ですか?
大体どこに出してくれるみたいな話は出ていますか?
Sさん:まだ交渉しているみたいです。内容が内容なので。
どこに出せるかっていうのを検討中らしくて。深夜枠なのかお昼の枠なのか。と検討中という感じですね。
私:そうですか。
ただ、Sさんの出す本は私の本みたいなビジネス書ではないし、ビジネスの、
しかも経営者しか読まないような本ではないので、広く一般ユーザーが買ってくれる可能性はすごく高い本です。
Sさん:うん、うん。
私:それなので、Amazon とか買う人が多いだろうと思います。
書店買いが(内容的に)ちょっとしづらいかもしれないですけど。
Sさん:ま、確かに。
私:だから、そういうことを考えると、プレスリリースは何個かかける。
そのうえで、出版社さんの方と相談をして「他のところでも、プレス取り上げてもらうために動いていいですか?」
と確認をしながら、プレスリリースをかけていくというのが良いと思います。
Sさん:うん。
私:(プレスリリースは)出版社さんがやらないでくれと言ったら、出版社さんに任せた方がいいですね。
出版社さんがそこまでやってくれるのだったらですけどね。
Sさん:そうですね。
私:プレスリリースは、出版社さんがやらないことは多いです。
Sさん:え、そうなのですか?
私:はい。だから、やってくれると言うのであれば任せておいた方が良いかもしれないです。
Sさん:そうなのですね。
まとめ
本を売るのは、著者の役目です。
昨今は、企画書段階で「何部、売れますか?」と質問されるぐらいですから、
自分で売ることを考えましょう。
ですので、出版社がプレスリリースをかけてくれるというなら、感謝して協力関係を構築しましょう。
編集者も営業担当も人間ですから、間違えても、勝手な行動はしないようにしましょうね。
次回予告
次回は、イベントの活用とその意義についてお話していきます。