かぼちゃの馬車「シェアハウス」・大家さんと僕「世代間交流」などホームシェアで快適に暮らすには

老人を孤独にさせない「世代間交流」

矢部太郎さんの『大家さんと僕』が「読むとほっこりできる」と好評だったり、「老人ホーム」と「保育園」を同一敷地内に開設する「老保連携」の民間事業例も次第に増えてきたりと、高齢者が増え空き家も増えた昨今、高齢者と若者や子供を交流させる取り組みが盛んにおこなわれるようになってきました。

そういえば、スタジオジブリの映画「崖の上のポニョ」でも、そーすけ君の通う保育園は母親が勤める老人ホームに隣接し、園児とお年寄りが交流していました。

yahooニュースにも高齢者と若者をつなぐ「ホームシェア」という新しい住まい方という記事が載っていました。

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老人を孤独にさせず、子どもや若者にもメリットがある「世代間交流」ですが、新たに「ホームシェア」も登場しました。
独居あるいは夫婦の老人が、自分の住まいの一部を学生に貸し共同生活を営むというものです。

ん? 新たに……? いやこれは、昔からある「下宿」じゃないですか。下宿なのか? ホームシェアなのか? 私には、見分けがつかないです(笑)。

でも、すごく良い「住まう形」だと思います。

可能性が広がる「住まいのシェア」

都会では家賃が高いので友達と一緒に住むルームシェアやテレビ放映もあったのでシェアハウスに住みたいと考える若者が増えています。

たしかに毎日が修学旅行みたいで楽しいかもしれませんね。

こういった形態をホームシェアと呼ぶのだそうです。

このホームシェアの考えが一般化すれば、若者のルームシェアやシェアハウスだけでなく、一人暮らしの高齢者や単身者(ソロの人々)にも「住まう形」の選択肢がおおくなります。

そんな未来は楽しそうですね。

シェアハウスは住人のルール決めが成功の鍵

シェアハウスの成功の鍵は、「入居者選び」と言われます。

athomeのサイトでも、
『人間関係に生活スタイル、経済事情… 課題の多いシェア生活を成功に導くプロのアドバイス』
という記事が書かれています。

生活ルールを取り決めよう

光熱費関係の精算方法を入居者同士でしっかり認識する必要があると思われます。過去の案件で一番円満にできるのは全て折半でした。

元ヤンで幼馴染みの3人組が3LDKを借りて仲良く暮らしている様と、女性2人でルームシェアをしてケンカ別れして2年ほどで解約してきたのが、契約した時期も近く、対照的で印象に残りました。家事や、家賃や水道光熱費や食材など、細かく話し合いで取り決めるといいですね。

共用部や共用の家電製品の使い方・時間帯、電気ガス水道の使用量、清掃の頻度や度合などが人それぞれなので、ルームシェアをする際に不満が出やすい。また、友人を招いたりなどの際は、話し声や共用部の独占なども関係性に影響を与えやすくトラブルになりやすい。

いちばんトラブルになるのは、食べ物と聞きます。冷蔵庫に保管していたら食べられていたなどでトラブルになるようです。また、総じてコストはかかるようなので低コストで運営できる方法を模索することが重要だと思います。

遠慮なくしっかり箇条書きでルールを決めておかないと、小さい我慢の積み重ねで大きな揉め事になります。

しかし、海外では、学生のルームシェアは普通のこと。
男性と女性がルームシェアしていたりすると驚いてしまいますが、男女関係などにも発展せず穏やかに暮らしています。

つまり、他人と暮らすには、ルールを自分たちで作っていけるかが重要なようです。

日本もソロ男子、ソロ女子が多くなるのですから、新しい住まう形の定着、気になります。

この流れが大きくなれば、シェア向きの物件やシェア用リフォームなどの新たな需要が生まれます。

かぼちゃの馬車のシェアハウスの失敗原因

さて、この記事を初めて書いたのが2016年。
水面下でシェアハウスをビジネスにした会社リマートデイズ「かぼちゃの馬車」が動き出していました。

不動産業を営む友人が「鈴木さん、まさかシェアハウスを購入してビジネス開始とか動いていませんよね?」と急に聞いてきたので変だと思ったら、まだ問題が表面化していない時期でしたが、かぼちゃの馬車の相談が多数舞い込んでいたようです。

このかぼちゃの馬車は、高額な家賃収入が前提でしたので、適正なシェアハウスの価格で貸し出しても破たんするビジネスモデルです。
ですので、友人のところに「借り手がつかない」「銀行にローンの返済ができない」と泣きついてきた人がいて、私がこの記事を書いたので、かぼちゃの馬車に引っかかっているのかと心配してくれたようです。私は一応経営者なのになぁ(苦笑)

現代版「かぼちゃの馬車」の落とし穴「かぼちゃの馬車」問題、5つのポイント

少し経営をかじった人間なら絶対に手出ししない話ですが、このご時世のうえに銀行がOKだしてくれるのですから、信じてしまう気持ちもわかります。

かぼちゃの馬車ではないですが、私の友人も「止めておけ」と言ったのに投資目的で中古マンションを購入していました。
彼女は1棟でなく1部屋だったので、その場所に住めば良いだけでしたが、かぼちゃの馬車は住むことさえできません。

なぜ住むこともできないかというと、
「かぼちゃの馬車」には絶対に住みたくない! 女性専用シェアハウス住人たちのリアルな声にもありますが、
・入居者たちが集う『共有部分』がほとんどない
・リビングが狭い
・シャワールームしかない
などの他のサイトにもあるように、
・廊下が狭い
・ウナギの寝床
など、1軒屋としても機能しない間取りになっているからです。

貸せないうえに自宅としても使用できないなんて悲惨ですね。

まず、このかぼちゃの馬車のビジネスモデルには、シェアハウスを借りる人は何を望んで借りるのか?という視点がありません。

・女性専用との宣伝文句でしたが、セキュリティも甘く、どこが女性専用なのか判りません。
・スマートデイズの価格設定なら、1Rぐらいの物件は新宿でも借りられます。
・安く借りたいという希望者はと楽しく交流したいという希望者のどちらがターゲットかも中途半端で不明です。
これでは、入居者がなくても不思議ではありません。

つまり、試算ありきで入居者のことをまるで考えていないというのが、かぼちゃの馬車のシェハウスの最大の失敗原因です。

シェア用リフォームをする時に、ただ細かくすればイイなどというリフォームはありえません。
まして、少子高齢化で借りる人も少なくなっていくのは目に見えています。

しっかりとリサーチして差別化してウリを作る事が大切なのは、どんな業界においても同じです。

かぼちゃの馬車で建てたシェアハウスがどうなっていくか。
しっくり見守りたいと思います。

まとめ

他人と暮らすには、同居者が納得するルールを作れるかどうかが快適かどうかを決めます。
そうして快適さを作り出す一つの方法がリフォームです。
高齢者と幼稚園児が一緒に遊ぶなら、どんな間取りが良いのか?
若者が友人とルームシェアするなら、どんな間取りが良いのか?
いつでも、使う人に思いを馳せて欲しいものですね。


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