本の読者がどの層かというので、
ベストセラーになるかならないかが、
ある程度決まってしまいます。
ベストセラーを狙うなら、
一般大衆向けの本にしましょう。
ビジネス書であっても
サラリーマン向けにしましょう。
読者になる層が多ければ、
ベストセラーも夢じゃないですから。
一般ユーザー向けの本ならベストセラーも夢じゃない
私:まぁ、超ベストセラーとは
いかないかもしれないですけど、
でも(そこそこ)いくと思います。
Sさん:やだ、ベストセラーになりたいです。
私:はい?
Sさん:やだ、やだ、ベストセラーになりたいです。
私:はい、わかりました、わかりました。
とにかく、
人が読みたい内容が入っている話だから、
大丈夫だと思います。
しかも、一般ユーザー向けですから。
大丈夫、大丈夫。
私みたいな、
もう最初からマーケットがニッチというのは、
嫌がられますし、
ベストセラーにはならないです。
Sさん:そうなのですか?
私:だって、世の中の経営者は何%いますか。
Sさん:えーっと、何%でしたっけ。
3%ぐらいですか、いや、もっといますか?
私:もう、すごく少なかったですよね。
Sさん:はい。
私:少ないうちで、しかも、
私が出したタイトルに興味がある人なんて、
高額商品を売りたいとか、
うちはノーブランド企業だって思っている人しか、
買わない本ですから。
Sさん:そうですよね。
私:その話ですよ。
だから、それと比べたら、
あなたの本は男性も女性も読めますよね。
Sさん:はい。
私:人間だったら、
まず興味がない人を探すほうが大変な話なのですから。
Sさん:そうですね。
私:ですよね、健康とかあっちとかですからね。
だから大丈夫と言っているのです。
Sさん:わー、なんか泣きそうです。
もう不安でしょうがなくて・・・。
発売日に独壇場だと良いですね
私:そりゃ、みんな不安ですよ。
ただし、出版した当日に
村上春樹だとか東野圭吾だとか、
あと同じような健康系の何かでっかい著者の本が
同じ日に大きな出版社から出さないように祈ってください。
Sさん:祈ります!
健康本で独壇場になれるように。
私:そうです、そうです。
Sさん:発売日ですね。聞いてみたいと思います。
私:そうです。
だって、本当に私みんなによく言いますけど、
マーケティングをやっていて
すごく誠実にやっているから
ハッキリ言うのですよ、
「絶対はあり得ません」という風に。
なぜならば、誰かが本を出した日に、
村上春樹が出したら、
影に隠れるに決まっていますから。
Sさん:それはそっちに目がいっちゃいますよね。
私:そう。
だから、そういうのが無ければラッキーです。
なんにも話題が無ければ、
それこそ、近所であった火事まで
テレビニュースに出るのですから。
でも、そういう細かなニュースは
何かでっかいことがある日は出ないですから。
Sさん:ちょっと、
これメモしておきます。ラッキー。
まとめ
読者数が多ければ、
ベストセラーも夢ではありません。
ですので、
一般向けの本を出したほうが良いです。
なお、どんな良い本を書いても、
同じ日に、
村上春樹や東野圭吾の本が発売されたら、
どうしても部数が伸びないこともあります。
ですので、やれることは、
すべてやっておくことをお勧めします。
次回予告
次回は、大物と同じ日に出版してしまっても
あわてず騒がず本を売る人は何が違うのかをご紹介します。