他人と接すると、自分勝手な人や怒りの沸点が低い人など面倒な人に遭遇することがあります。
面倒な人に遭遇した時、優しくて良い人ほど「自分が何か悪かったのかな」と反省します。
結果、自分のことをコミュニケーションが下手・苦手と思い込んでいる優しい人が多いです。
目次
優しくて良い人のほうが悩む
自分勝手でイヤな人のほうが能天気。
それを観て、優しくて良い人は余計に傷つき悩む。
なんか変ですよね。
中には、はっきり「やめて」と言ったのに、それさえ自分に都合良く理解する人もいます。
モラハラ上司は、何があっても「あなたのため」と言うでしょう。
あなたを都合よく使おうとする人は、拒否すれば、あなたを責めるでしょう。
そういった自分勝手で面倒でイヤな人に引っかからないために、人を読む方法をお伝えします。
全部を避けることができなくても、だいぶ楽になるはずです。
人間関係は超苦手でした
私も元は人間関係が超苦手でした。
相手が不機嫌になると、自分の何が悪かったのか探してしまう人だったのです。
しかし最近は、あまりそういうことで悩まなくなりました。
それでも、相手のやることに驚くことは多いのです。
驚いても、「あぁ、この人はこういう人だったのね」と考えて、自分を責めることは少なくなりました。
悩まなくなった理由
私が対人関係に昔ほど悩まなくなったのは「人を読む」ことを心がけたからです。
「人を読む」というのは、「この人はきっとこんな人」という予想の精度を上げていくことと思ってください。
「人を読む」ことを意識して良かったこと
「人を読む」ようにし出して良かったことは、
1.自分を責めることが少なくなった。
2.自己主張ができるようになった。
3.嫌な人と距離を置くことが上手くなった。
4.自分のことがより好きになった。
など、いろいろあります。
「人を読む」ことができるようになると、もっと気楽に生きられるようになります。
対処療法では解決しません
こういう話をした後に多くのカウンセラーや自己啓発の人は、
「こう言われたら、こう返しなさい」
「こうされたら、こうしなさい」
という行動を言い出すのですが、
私は対処療法で人間の心は変わらないと考えています。
行動だけ変えても、面倒な人はパターンを変えて次々出現します。
だから、行動の前段階から解決したほうが良いと考えています。
何事も基礎が大切
マーケティングもビジネスモデル構築を考えるところが一番重要なように、人間関係も自分と他人を正しく理解する基礎が大切です。
その基礎をお伝えするので、まずは、そこから始めてください。
「人を読む」のに大切なことは6つ
1. できるだけ人と触れ合う
2. 相手をじっくり観察する
3. 少しずつ丁寧に見ていく。
4. 自分が相手に求めているものを自覚する。
5. 自分のことも相手に見せる(少しずつ心を開く)。
6. 客観的になるように努力する。
以上です。
どれが抜けても楽にならない
多くの人間関係で悩む人は、どれかが抜けています。
怖がって人を全て遠ざけてしまったり、いきなり急接近したり、早い段階で決めつけたり、自分がどうしたいのか自覚がなかったりします。
その中でも一番多いのが「何を根拠に?」と言いたくなるほど客観性がないことです。
いきなり急接近しなければ、傷つくことはありません。
早い段階で決めつけず、薄く広く人と付き合って観察するようにすれば、「こういうことをする人は、こういう考えの人が多い」など人に対するデータが蓄積できます。
そうなると人を読むのは簡単になります。
データが蓄積されると自分の思い込みに気が付けるようになるので、しっかり客観性も育ちます。
客観性が育つと冷静な対処ができるようになります。
まとめ
一歩引いて観察することで気づけることはたくさんありますので、まずは人間観察から始めてくださいね。
要点は6つですので、ぜひぜひ、やってみてください。
私は、これでだいぶ楽に生きられるようになりましたよ。