競合他社との差別化で優良顧客を集客できる仕組みを構築

顧客に手数料や特典で紹介をお願いする時に気を付けたい提供方法

「お客様に紹介を頼んだ時の手数料をどうしたら良いか」悩みますよね。

紹介が、一番成約率が高いですから、紹介がもっと出て欲しいと事業をしていれば思うはずです。

そのために、あなたは、お客様に最高の商品を手渡し最高のサービスを提供しています。
お客様も満足されていますし、レビューも高評価です。

だから、喜びの輪を広げようと「紹介を出してください」とお願いします。
でも、なかなか紹介は出ない。

それはなぜでしょうか?

この原因に、紹介をいただいた時の紹介手数料や特典の提供方法が良くないケースがあります。

そこが解決されれば、紹介が数珠つなぎで出るようにできるかもしれませんよ。

最後通牒ゲームからわかる人間心理

今から実験の設問をお見せしますので回答を考えてくださいね。

「ルール」
・Aがもらった10万円をBと2人で分ける
・AはいくらBに渡すか自由
・Bが拒否したら2人とも1円ももらえない。

この10万円ゲームは「最後通牒ゲーム」と言われています。
円表示になっていますが実際は$で行われています。

ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンとリチャード・セイラーによって行われた実験です。

答え
平均45000円

なぜなら、不公平だと思うと受取りを拒否されるので、大多数の人が50000円を渡したからです。
参加したB側の人に後から質問したら「23000円以下なら受取りを拒否していた」と回答しているそうです。

拒否したら2人ともお金をもらえないのに拒否するのです。
0円より1円でも受け取れるならもらったほうが良いのに拒否するというのです。
これが人間の心理です。

不当だ・不公平だと思わせたら紹介は出ない

ですから、紹介者にだけメリットがある特典は良くありません。
紹介者によって紹介された新規顧客にも、何かしらの特典をつけましょう。

なぜなら、人は、「不当だ」「不公平だ」と感じると、得するものでも拒否するからです。
紹介された新規顧客に「不当だ」「不公平だ」との感情が発生したら、その新規顧客は紹介者から離れ、あなたからも離れてしまいます。

そうならないために、紹介手数料や紹介特典は、紹介された新規顧客にもつけると覚えておいてください。

なにも半々でなくて大丈夫です。
不当だ・不公平だと感じさせなければ良いだけですから。

まとめ

紹介者によって紹介された新規顧客にも、何かしらの特典をつけることができれば、
紹介者は快く紹介が出せるようになります。
2人で得するとわかれば数珠繋ぎ式に紹介が出るようにできます。

紹介が紹介を生んだら、あなたのビジネスがどうなるか考えてください。

もうハッピーで仕方ないですよね。

だから、紹介者によって紹介された新規顧客にも、何かしらの特典をつけるように頑張ってくださいね。

RECMMEND こちらの記事も人気です