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自分のビジネスの強みを勘違いしていませんか?『ジャパネットたかた』の衰退と復活から考察する真の強み

あなたは自分のビジネスの
本当の強みを考えたことはありますか?

売っている商品を、
自分の強みだと勘違いしてはいけません。

あなたの強みは、
本当は別のところにあるかもしれません。

『ジャパネットたかた』の衰退と復活から、
真の強みについて考えてみました。

『ジャパネットたかた』の衰退と復活

あなたは自分のビジネスの
本当の強みを考えたことはありますか?

今あなたが強みだと思っているもの。
それは本当の強みではないかもしれません。

『ジャパネットたかた』は、
誰もが知るテレビショッピングの
パイオニア的存在の会社です。

そんなジャパネットたかたにも
経営危機を迎えたことがありました。

過去、ジャパネットたかたが
主力としていた商品はテレビで、
実に売上の6割を占めている商品でした。

しかし
地上デジタル放送に変わる際の
買い替えの反動によって全く売れなくなり、
月間200億円以上あったテレビの売上が
月間10億円くらいなってしまったのです。

それにより売上高が
11年12月期1531億円
12年12月期1170億円
と、2年連続で大幅減収となり、危機を迎えます。

しかし、その翌年
13年12月期1423億円
14年12月期1538億円
経常利益13%UPの174億円と
最高益を達成するのです。

では何をしたのか?

それはシンプルなことで
今まで扱わなかった商品を
積極的に扱うようになったのです。

さらに、
インターネット通販や
ケーブルテレビなどもテコ入れし、
新聞や携帯サイトも活用しました。

固定概念を捨て強みを活かす

ここで私が言いたいのは
固定概念を捨て強みを活かすという事です。

ジャパネットたかたの強みは販売力です。
なので、
商品の種類にとらわれず販売すれば
どんな商品でも売れるのです。

テレビを販売して成功したから
それをやり続ける。

間違いではないかもしれませんが、
それでは売上は低迷し、
ジャパネットたかたは、
衰退の一途をたどったでしょう。

自分の強みを軸に大きな方向転換

ビジネスはその時その時で変化
する事が大切です。

ギリシャの哲学者である
ソクラテスはこう言っています。

損害も利益も返報しえないことは不真面目なり

どんなに儲かっていたとしても
常に状況に合わせた変化が必要です。

変化が必要な時には、
自分の強みを軸に
大きな方向転換をしてください。

売っている商品を、
自分の強みだと勘違いしてはいけません。

あなたの強みは、
本当は別のところにあるかもしれません。

まとめ

多くの人は、
目の前の事象にだけ目を向け
本質を見逃します。

あなたは今、
あなたの強みをちゃんと認識していますか?

真のあなたの強みを、
もう一度、考えてみてくださいね。

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