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男女の対話

人間にしかできない仕事。AIでも女脳型ロボットと男脳型ロボットの対話は破たんする

AI科学者が男女の会話を検証したら

AIシステム女性

黒川伊保子さんという方がいらっしゃいます。

1983年、奈良女子大学理学部物理学科卒業後、(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリに14年勤務AI(人工知能)の研究に従事。その後、コンサルタント会社勤務、民間の研究所を経て、2003年に(株)感性リサーチを設立、代表取締役に就任。 2004年、脳機能論とAIの集大成による語感分析法『サブリミナル・インプレッション導出法』を発表。サービス開始と同時に化粧品、自動車、食品業界などの新商品名分析を相次いで受注し、感性分析の第一人者となる。2005年、倉敷芸術科学大学非常勤講師就任。

また、独自の脳の研究からくりだされる、男女脳の可笑しくも哀しいすれ違いを書いた随筆や、語感の秘密を紐解く著作も人気を博し、日本テレビ「世界一受けたい授業」やNHK教育テレビ「日本語なるほど塾」などに出演、ananやSPA!など雑誌の恋愛特集のコメンテーターとしても定番の存在となる。

参照元:wikipedia

私昔から好きでこの人の本よく読んでます。
この方の『女の機嫌の直し方』という本があります。

この本の文中でこの方は、
女性は『プロセス思考共感型の対話エンジン』で、
男性は『ゴール思考問題解決型の対話エンジン』というふうに言っています。

本文中に「ロボットの会話をシミュレーションしてみると二体は情報共有に失敗し対話は破綻する」というふうに書かれています。

哲学者が男女を分析したら

思索する男性

おじさんらしいおじさんたちが好きな作家として、著書だけで50冊を超え、共著・編著を入れると100冊超えの哲学者、内田樹氏は、1999年から続くブログ『内田樹の研究室』で、男性は晴天型モデルで生き、女性は荒天型モデルで生きると分析しています。
「不二家」化する日本

『七人の侍』の組織論では、

五郎兵衛の人事の妙諦は「苦しいとき」を想定して人事を起こしていることにある。
私たちは人を採用するとき、組織が「右肩上がり」に成長してゆく「晴天型モデル」を無意識のうちに前提にして、スキルや知識や資格の高いものを採用しようとする。だが、企業の経営をしたことのある人間なら誰でも知っていることだが(「麻雀をしたことがある人間なら」と言い換えてもよい)、組織の運動はその生存期間の過半を「悪天候」のうちで過ごすものである。

男性の晴天型モデルが通用しなくなった現代を生き抜く術を分析しています。
『七人の侍』の組織論

だいぶ昔のブログからの抽出本ですが、読むと思考の訓練になるかと思います。
私も時々、男性理解のために読んでいます(笑)

歩み寄りは人間にしかできない

男女のAI

AIロボットでも破綻するのですよね。
ここに感情がかかわる人間同士の対話は、男と女ではだいたい破綻するしかないです。
これをいかに歩み寄るかって言うところが私たち人間にしかできないところだと思います。

ロボットならデータごとの答えでやっていくわけですけれど、私たちはそれを調整する能力があるわけです。
AIが全盛になろうと実は人が人にかかわる職業というのはなくならないです。

ロボットが破綻するんですよ。
そのロボットに、どうやって全部任せるんですか?

そこをやるのは人間だけです。

これから生き残る企業は相互理解ができる企業

だから、10年後・20年後でも残る仕事があります。

マイケル・オズボーンの予測 今後10~20年で自動化される仕事

10年後になくなる仕事

AIにもできない人間にしかできない仕事の1つが相互理解です。
個人において、AIを使いこなすか、AIに使われるかの差は、このあたりにも出てくるでしょう。

まとめ

AIだって相手の思考法にそって行かなければ男女の会話が破たんします。
この破たんを防ぎ男性は女性を、女性は男性を理解する社会を目指していきたいですね。

相手を理解する能力が高ければお客様も理解できますから集客も効率よくできます。

特にAIにだってできない仕事が男女の相互理解です。
あなたの仕事も今からこの調整ができるように頑張って男と女の違いを学んでください。

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