広告や販促物は、観られなくては役に立たちません。
そうして、観たり読んだりしてもらったら行動してもらわないと売上につながりません。
そこで大切なのが最初に目に入るキャッチコピーです。
キャッチコピーの役目は、チラシなら本文を読ませることにあります。LPも本文を読む気にさせることにあります。
本文で購入する気にさせるためにも、続きを読ませるキャッチコピーの作り方をお伝えします。
目次
間違ったキャッチコピーのつけ方
キャッチコピーは、読者に本文を読ませるための“入口”です。
しかし、ありがちな「セール中」や「新商品入荷」といった表現だけで集客しようとしていませんか?
現在は情報過多の時代です。
ブログやホームページは毎日増え続け、メルマガやメール広告は2014年でも週に200通以上も送られていました。現在は、動画も加わり、さらに増えています。
このような状況では、「3秒ルール」が適用されます。
3秒ルールとは、ホームページや広告を見た瞬間に「読むかどうか」を決める判断基準のこと。
このルールは今やすべての販促物に適用されるようになりました。
情報に埋もれがちな現代では、人の脳はなるべくシンプルに情報を処理しようとするため、一瞬で興味を惹きつける必要があります。
そのため、キャッチコピーの重要性はますます高まっています。
「クエスチョンマーク」が浮かべば続きを読んでもらえる
さて、ここで質問です。
あなたは、以下のキャッチコピーのどちらが読んでみたいと思いましたか?
A「犬も歩けば棒にあたる」
B「犬も歩けばオヤジにあたる」
A「なぜ美人は美人なのか?」
B「なぜ、美人は反抗的なのか?」
A「1日15時間働いて1年で500万円稼ぐ方法」
B「1日30分だけ働いて1年で1億円稼ぐ方法」
きっと、どれも後者の「B」を選んだのではないでしょうか?
なぜなら、“クエスチョンマーク”が心の中に浮かぶからです。
例えば、「犬も歩けばオヤジにあたる」は、通常の表現をユーモアに変えたことで「どういうこと?」と興味を引きます。
同じように「なぜ美人?」よりも「なぜ反抗的?」のほうが意外性があり、続きを読みたくなります。
ギャップが大きいほどキャッチコピーは効果的
他にも、対比を使ったキャッチコピーも効果的です。
例えば、「金持ち息子 vs 貧乏息子」や「ラブラブ夫婦 vs ヒヤヒヤ夫婦」などは、「どうしてそんな違いが生まれるの?」という疑問を呼び起こします。
重要なのは、ギャップが大きいほど強力な効果を発揮すること。
単に「金持ち息子 vs 金持ち娘」や「ラブラブ夫婦 vs 普通の夫婦」では、クエスチョンマークが浮かばず、興味を引きません。
あなたのキャッチコピーも、読者の頭に「ええ!」「本当?」「どうして?」といった疑問を投げかけるように工夫しましょう。それだけで、本文を読んでもらえる確率が上がります。
あなたの広告のチャッキコピーも、
お客様の頭の中に「ええ!」、「うそ!」、「本当?」、「どうして?」、「何々?」など
クエスチョンマークが浮かぶようにしただけで、後に続く文章を読んでもらえます。
だから、ぜひ「セール中」、「新商品入荷」であっても、
お客様の頭の中にクエスチョンマークが飛び散るようなキャッチコピーに変えてください。
良いキャッチコピーを作る2つの裏技
もし、どうしても考えつかない時のために、2点の裏技を最後にお教えします。
1.「なぜ」をつけてキャッチコピーにする
「なぜセール中なのか」、「なぜ新商品入荷なのか」など「なぜ」をつけましょう。
2.最初の一文字か2文字だけ大きくする
「セール中」、「新商品入荷」など、視覚でクエスチョンマークを作り出します。
この2つの裏技を組み合わせると
「なぜセール中なのか」、「なぜ新商品入荷なのか」
ほらほら、なんとなく続きが読みたくなってきたでしょう(笑)。
お客様の脳にクエスチョンマークを浮かばせる
キャッチコピーの目的は、アイキャッチャーと同じようにお客様の感情を動かすことにあります。
そのためには、「どうして?」「本当?」と思わせる要素を入れと楽です。
慣れないうちに作るキャッチコピーは、3秒ルールに対抗できるように、
「ええ!」、「うそ!」、「本当?」、「どうして?」、「何々?」など
クエスチョンマークが浮かぶように作ってください。
人間の脳はクエスチョンマークが浮かぶと答えを知るまで、そのことを考え続けます。
だから、続きを読んでしまうので集客人数に差が出ます。
キャッチコピーはアイキャッチャーと同じぐらい重要です。
最適なキャッチコピーを作ることで、あなたの広告が他と差別化され、集客効果が大きく変わるでしょう。
まとめ
良いキャッチコピーは、「気になる!」と思わせるのがポイントです。
そうして、続きを読ませる工夫がされていれば、集客効果は格段にアップします。
ぜひ、今日から実践してみてください!