電気の自由化が始まりました。
皆さんのお宅では、電気の購入先を変更しましたか?
今はまだ、昔どおりに大手電力会社から
買っている人がほとんでしょう。
電力は日常生活にも産業にも欠かせませんが
原発の新規建設も稼働も難しいし
火力発電には燃料の問題がつきまといます。
水力発電の、すごい可能性
そんな中、現在日本全国にたくさんあるダムを
ほんの少し改造すれば
2倍の電力供給が可能になるという記事を見つけました。
しかも、内部から劣化を起こす鉄骨がなく
セメント(石灰)と砂と石だけでできているダムの成分は
凝灰岩という天然の岩とほぼ同じ。
ということは……
ダムは、基礎の岩盤と一体化した
厚さ100mにも及ぶ巨大な岩石!
そして、凝灰岩は年月を経るほど
固く強くなる性質があります。
つまりダムは、半永久にエネルギーを生む
「夢の装置」にできるです。
眠っているダムを稼働させ、
記事で取り上げられた発電設備を足せば
新規建設なしで年間2兆円分、電力を増やせる!
となると、だいぶ原子力発電者は減らせますね。
眠っている宝(資産)を活かして
この話と同じように、
自社の資産に少しだけ手を加えると
大きな売上が作れることが良くあります。
例えば、富士フィルムの大ヒット商品、アスタリフト。
この化粧品が、美しい写真を生み出すために
富士フィルムが長年研究してきた
技術を活かして誕生したのは有名な話です。
フィルムの原料の約50%を占めるコラーゲンや
写真の色褪せを防ぐための酸化制御などについての
研究データという自社資産を活用した結果です。
同じ化粧品で言えば、
菊正宗酒造も酒造りの技術と原料を活かして
基礎化粧品の開発・販売をしていますね。
ちょっと変わったところでは
三重県にある「むら井総本店」という葬祭と霊園の会社。
もともと、この会社の社長さんがフクロウ好きで
何羽かのフクロウを飼育していました。
そしてなんと、
終活コンサルティングを行うサロンを
フクロウカフェにして一般にも門戸を開いたのです。
一般のお客様がフクロウに癒されながらお茶を飲んでいる
すぐ隣の席では生前葬の打ち合わせが行われていたりします。
美しい飾り棚には、美しいな陶磁器が飾られている……
と思ったら、なんと骨壺!
フクロウカフェ兼打合せサロンに隣接して
葬祭会場と霊苑もあります。
フクロウ目当てに来た人も
思わず葬儀や終活に興味が出てくるし
ここでのお葬式よさそうだな~と思わされます。
ちなみに、フクロウたちは
お彼岸など墓参の多い時期には
霊苑入口の止まり木に繋がれることもあるんだとか。
実は、お供えを荒らすカラスを退治する
ガードマンとして霊園関係者に人気者なんです(笑)
もともと飼っていたフクロウのおかげで
地域の人々にも親しまれ
話題性もあって取材が来るなど、いいことづくし。
こんな風に、元からあるものを資産にして
事業に活かすアイデアは素晴らしいですね!
あなたも自社の隠れた資産をみつけて
集客に役立てましょうね。
まとめ
資金がなければ頭脳を使おう。
隠れた資産はきっとたくさんある
▼参照:http://toyokeizai.net/articles/-/129153
http://shop-healthcare.fujifilm.jp/astalift/
http://kikumasamune.co.jp/products/cosme/index.html
http://www.muraisouhonten.co.jp/