広告を観る人の解釈について
今回は、
1.広告を観る人の状況
2.広告を観る人の状態
3.広告を観る人の解釈
の
3.広告を観る人の解釈
を書いていきます。
お客様の前提
3.の解釈は、
親は、
自分の仕事や余暇、
収入と支出、
親戚付き合いや近所付き合い、
子供の希望と性格などを考えながら
「どうやって子供に夏を過ごさせようかしら」
と悩んでいます。
子供は、
自分の趣味や学力、
お小遣いと思い出づくり、
学内の人間関係と友人関係、
親の希望と性格などを考えながら
「どうやって親を納得させて楽できるか」
と悩んでいます。
面白いのは、
親も子供も
”勉強なんかしなくてもイイ”
とは1ミリも考えていないということです。
「夏は勉強しなきゃ」
というのが前提なお客様。
自社の商品に置き換えると、
「夏は〇〇買わなきゃ」
というお客様。
この前提があることが
有利な集客や販売の条件です。
来るな!といってもお客様が来ます
こういったお客様は、
資料請求するな!
集まってくるな!!!
と言っても
資料請求します。
自分から検索します。
城南予備校は大手ですから、
”夏期講習”と検索したら、
ちゃんと上位表示されます。
だから、注目を集めないで、
無意識に
とインプットしたのほうが申し込みが多くなります。
無意識だと逆らえない
無意識に入った言葉や画像は、
根拠がなくても選んでしまうほど、
強く私たちを動かします。
意識化できるなら、
判断することができますが、
無意識では、それができません。
私が「お客様の頭の中」と呼ぶ
無意識の領域では、
両親も通う本人である子供も
「勉強しなきゃ」
と強く思っていますから、
脳神経同士が
激しくスパークしながら
高い・高学歴・山・山場・登る・努力・夏・暑い・熱い・良い・勉強・予備校・城南
と結びついているのです。
そうして、
予備校の資料を集めると・・・
「城南予備校に行かなきゃ」
と駆り立てられるのです。
だからこそ、
私は、この
の広告は上手いなぁと感じたのです。
お客様の持っている強烈な前提を利用
”夏は勉強しなきゃ”
を無意識にプッシュする広告。
検索キーワード対策ができるなら、
中小企業でも試す価値があると思いますが、
いかがでしょうか?
まとめ
お客様の状況・状態・解釈を
お客様になりきって考えることで、
効果的な広告を作成できます。