初めてソーシャルメディアを使ったのは何歳のときですか?
Facebookの創業は2004年、Twitterの創業は2006年です。
現在の経営者層の方々からすると、つい最近といった話でしょう。
しかし、現在の中高生からすると、
物心ついたときにはソーシャルメディアが存在していたことになります。
ソーシャルメディアが生活の一部になるのは自然な流れでしょう。
多くの若者にとって、オンラインとオフラインに境目はありません。
口コミに影響されるのと同様に、
ソーシャルメディアでの書き込みにも影響されます。
小売店とEコマースの違いもありません。
店舗で見つけた商品を、スマートフォンで検索し、
Eコマースの方が安ければ、その場でネット注文してしまうこともあるでしょう。
区別に意味はない
現代のマーケティングにおいては、
オンラインとオフラインを区別することに意味はありません。
どちらのチャネルにおいても、適切なメッセージを発信しなければなりません。
同時に、チャネルの特性にあったキャンペーンを展開することで、
より高い販売促進効果を得ることが期待できます。
オンラインでは低いコストで口コミを創り出すことが容易です。
イベントの告知などがソーシャルメディアで多くの「いいね!」を集めていれば、オフラインでは考えられない数の見込み顧客にアピールすることができます。
一方で、ユーザーの体験はオフラインに分があります。
一行のテキスト広告よりも、ショップスタッフの説明の方が圧倒的にユーザーの印象に残ります。
実際に商品を手にとることで得られる安心感はオンラインでは得がたいものがあります。
和歌山で若者を中心に流行っているお店がしていること
和歌山でアメリカン・ストリートカジュアルを中心に扱う衣料店「LEGAL(リーガル)」は若者を中心に人気を集めています。
「店に来た高校生に『ツイッターの方がみんな見ている』と教えられ、
毎日投稿している」と店主の坂本成吾さんは語ります。
現在では、Twitterのフォロワーは数百人を数えます。
オンラインの告知の一方で、
「店頭販売を大切にしている」
「買い物をしなくてもいいから行きたくなる、そんな場所にしたい。
店で知り合った人同士が一緒に服を選んだり遊びに行ったり、
そんな場所がこの街にもっとできてほしい」
というオフラインでの体験も忘れません。
オンラインとオフラインの
二つのチャネルの隔てなく消費者と接触することを通して、
うまく集客ができている良い例といえるでしょう。
お客様がどのように行動・消費するかは、
お客様とのあらゆる触れあいから理解できるのではないでしょうか。
あなたは、お客様と触れあうように心がけていますか?
まとめ
SNSを使いこなそう。
そうして、リアルも大切にしよう。