どろだんご市場は合戦状態
なつかしい泥団子。
家の前でバケツに水を入れて大量に作り、近所の遊び仲間とぶつけ合いした方もいれば、おとなしく泥人形を作っていた方もいらっしゃる泥団子。
ですが今、「日本泥だんご科学協会」なるものがあり、毎年「光るどろだんご全国大会」が行われています。
日本泥だんご科学協会・アンズのホームページ
この泥だんごの過熱ぶりが凄いんです。
どのくらい過熱しているかというと・・・
LIXILの「土・どろんこ館」は、2006年10月の開館以来の”光るどろだんごづくり”体験者数は、2015年までで累計で14万人に上ります。
LIXIL>INAXライブミュージアム>土・どろんこ館
そのうえ、『どろだんごの王様』という専用キットが販売され、『光る泥だんご 初・上級編』DVDまで販売されています。
もう立派なムーブメントですね。
最初は楽しいから集まっただけ
さて、「日本泥だんご科学協会」が最初にしたことは集まって泥団子を作っただけです。
【集まりの詳細は以下の通り】
1)日時: 01年08月18日(土)
2)場所: 三重大
3)参加者: 泥だんご作り好きなおじさん達
4)やったこと
①泥だんご作り
②だんご館を突然訪問
③懇親会(泥だんご談義を肴にして、 宴会)
なんだか楽しそう!!
この小さな集まりが今や加熱した泥団子市場を作り上げています。
同じようにムーブメント化しているイベントや会合はいっぱいあります。
「日本唐揚協会」は『唐揚検定』をして『アラアゲニスト』の表彰まで行って、いまや大盛り上がりです。
発起人が知り合いなので初めから知っていますので、まさかここまでになるとは思っていませんでした(笑)
「にいがた酒の陣」や「よさこいソーラン祭り」も、最初はこんなに盛り上がるとは思えなかったはず。
というわけで、大きなムーブメントも、最初は「楽しそう」な集まりでしかなかったのです。
ムーブメント作りは簡単
ですから、あなたの会社で楽しそうなことを行って地域メディアにプレスリリースすれば、地方などはネタに困っているので取り上げられる確率が高いですよ。
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そうして、メディアに取り上げられて「たのしいこと」の認知度があがると同時に、あなたの会社の認知度もあがります。
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自社の仕事が「たのしいこと」に関係すれば、集客がとても楽になります。
泥団子もムーブメントになる昨今、顧客心理を考えて戦略を作れば地域ムーブメントぐらいすぐ起こせます。
なお、プレスリリースは、”公共性”と”話題性”と”時事性”を企画書に入れ込む必要があります。
もし「楽しいこと」作りと「プレスリリース」の書き方に迷ったら、マインドックにお任せください。
まとめ
楽しそうなことをイベント化してムーブメントに仕立てましょう。