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希少性の原理で購買意欲を高める限定の種類を羅列

希少性の原理で購買意欲を高める限定の種類を羅列

希少性は3つの効果によって成り立っています。

その3つの効果をお伝えするとともに、
購買意欲を高めるために
希少性で使う限定の種類を集めてみました。

こういったものは、
どのアゴリズムにするかというだけなので、
7つという人もいれば、4つという人もいます。

今回は大きく分けて7つ。
その中も分類すると15個!としました。

この15個を組み合わせて
強力な希少性を感じさせて
購買意欲を高めてくださいね。

購買意欲が高まると、
お客様は購買行動をとってくれますので、
お客様を行動させるには
限定をうまく使うのがとても重要です。

希少性が成り立つ3つの効果

3つの効果とは、
1.ウェブレン効果
2.バンドワゴン効果
3.スノッブ効果
になります。

どんな効果かというと、

1.ウェブレン効果

顕示的消費(見せびらかしの消費)現象を引き起こす効果です。

価格が高い物や手に入らないものほど欲しくなるという、
それを手に入れること自体に
特別な消費意識・欲求が生まれることを指します。

ヴェブレンが「有閑階級の理論」(1899)の中で、
黄金狂時代の米国の有閑階級に特徴的だった
「見せびらかし」の消費(顕示的消費)について
言及したことに由来します。

2.バンドワゴン効果

「人が持っているから自分も欲しい、
流行に乗り遅れたくない」
と言う心理が作用し、
他者の所有や利用が増えるほど需要が増加する効果です。

3.スノッブ効果

「他人とは違うものが欲しい」という心理が働き、
簡単に入手できないと欲しくなる効果です。

簡単に入手できないと需要が増し、
誰もが簡単に入手できるようになると
需要が減少する現象を引き起こします。

バンドワゴン効果とスノッブ効果は、アメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインが創作した用語です。

やっぱり人間は煩悩だらけということですね。

限定の種類7つ

さて、人間の煩悩を刺激して購買意欲を高める限定には、以下のものがあります。

1.数量限定(人数限定 個数限定) 
2.時間限定(季節限定 期間限定) 
3.場所限定(地域限定 店舗限定) 
4.タイミング(今限定 初回限定) 
5.金額限定 
6.人限定 
7.どっちか限定

の7つにできます。

わかりづらいところだけ説明

わかりやすい用語とわかりづらい用語があるので、
そこだけ解説します。

・タイミングの今限定
・金額限定
・人限定
・どっちか限定

タイミングの今限定

例えば
「夏が近づくからムダ毛処理したい今だけ限定」や
「誰々さんとご一緒の今だけ限定」など、
今しか買えませんよというやつです。

金額限定

価格を安くするのは今回だけなど
金額を限定にするというものです。

「モニター限定価格19800円」
「会員限定価格 今だけ50%OFF」
などもここに入ります。

人限定

こういう人だけという条件提示の限定。

私の出身地にある小金井カントリークラブは、
この人限定のおかげで、
このご時世でも入会金は税別1,500万円をキープしております。
(それでも2010年は6000万円だったので安くなったのよ)

この限定は条件を厳しくすればするほど、
購入後のロイヤリティが高まるという
不思議な限定として有名です。

どっちか限定

2つのうち1つしか買えないという限定です。

3つのうち1つしか買えないという使い方もできます。
この場合は「どれか限定」ですね。

限定には理由もセットで付けましょう

これら限定はいくつか組み合わせると、
より強力に購買意欲を高めます。

なお、これら限定を使う時は、
なにかしら理由を付けて提示してください。

理由があったほうがお客様の購買意欲は高まります。

人間の心理はとても不思議で、
理由にならないような理由でも、
理由を伝えたほうが
納得してくれやすいぐらい理由を知りたがります。

なにせ0円でセミナーを開催したり
0円で商品をプレゼントする時も
理由を付けるのがマーケティングの常識なぐらいですから。

ですので、
限定を使って購買意欲を高めるときは、
限定性の理由を絶対に伝えてください。

では、
うまく限定を使って売上アップしてくださいね。

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