なぜメディア情報は大手企業ばかりなのか?(動画)
※動画よりブログは詳しく書いています。
企業全体の中の大手企業の割合
日本の会社のなかで大手と言われている
例えば100人以上の会社の割合はすごく少ないです。(まあ100人以上でもまだ中小ですね)
3000人以上とかいう会社が0.3%ぐらいしかありません。
50人以下の会社も、パートさんとか派遣社員とかも入れても、その数は98.1%ということですから、大手企業は少ないのです。
類友の法則(類似性バイアス)
大手企業は、すごい少ないのに何で
『大手企業の話ばっかりがメディアに載るのか』
という話をすると、
テレビ・ラジオ、あと新聞もそうですが、メディアを扱う会社は、昔からあるので大きな企業が多いです。
大きな企業に勤めていると、どうなるかというと、大手企業の情報が入りやすく、自社と同じ大きな企業に目が行きます。
これは「類似性の法則」が働らくからです。
「類似性の法則」というのは、
『似たものに注目してしまう』
または、
『似たものが好ましい』
と感じる癖です。
人間は「類似性の法則」というバイアスがかかるようにできています。
バイアスというのを簡単に説明すると、認知の歪みとか色眼鏡とか言われてるものです。
認知の歪みがかかるので、
『大手企業の話ばっかりがメディアに載る』
という状況になります。
大手へのほうが取材しやすい
どちらにしろ大手企業の方が、人・物・金がいっぱいあるわけですから、プレスリリースを内部から発信しやすいです。
ですから、メディアで取り上げられるものは大手企業の方が多くなります。
大手企業なら、
「こうこうこういうものを取材したいのでデータ出してくれない?」
と言ったら、
誰かがササッとやって出してくれます。
でも、小さい会社では、
「そんなこと誰がやるんだ?」
という話になってきますので、取材する側としては時間や手間がかかってしまう恐れがあります。
また、取材する側は、嘘の情報を流すと信用がなくなってしまうので、事前に取材する会社や個人のことを下調べします。
創立したばかりの会社や団体や個人を調べるより、元から実績のある大手企業を取材したほうが安全です。
そんな関係もありまして、大手企業の情報ばっかりがメディアで流布されるという傾向があります。
大きな企業の情報に私たちが慣れてしまっているのは、それは、大きい企業の人が、「大きい企業の方が楽だよね」と思って取材をしているからです。
小さな会社ほどプレスリリースは大切
小さい企業ほど本当はプレスリリースとかが必要です。
認知度をアップして集客が楽になるからです。
そういう意味で、個人や小さな会社でもメディアに取り上げてもらえるようなプレスリリースのノウハウがあります。
ある条件を満たした企画を作り、それをA4サイズ1枚の企画書にして、ある方法で取り上げられたいメディアに送るだけです。
このノウハウは、成功の確率が高く費用が抑えられる優れものです。
そのうち、公開しますので楽しみに!
まとめ
大きな会社のほうが取り上げてもらえるのは、類似性の法則のバイアスのため。
小さな会社こそノウハウを身に着けてプレスリリースを活用しましょう。