コンビニの定番商品
年令性別を問わずよく売れる、コンビニの定番商品は
ダントツで「おにぎり」です。
しかし、この「おにぎり」
発売時には「売れない」と言われた商品なのです。
(◎_◎;)びっくり!
コンビニでおにぎりが置いてあるのは、
今や当たり前の光景です。
セブンイレブンがおにぎりの販売を開始した1978年当時、
弁当は家から持って出るのが普通でした。
そんな中、鈴木敏文氏(現セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問)は
周りの大反対を押し切って開発したそうです。
反対した人は現在を観ていた
その頃はまだ、外で買う弁当は駅弁ぐらいのものでした。
しかし、鈴木氏には確信があったそうです。
それはなぜでしょうか?
鈴木氏は、食堂の利用者がだんだん増えているという事実に
変化の兆しを見出していました。
デニーズの1号店がオープンしたのは1974年。
1979年には50店舗を達成するほどの勢いを見せていました。
昼食は家で食べるのが当然だったものが、
外食で済ませる人たちも多くなってきている――
ならば、おにぎりや弁当を「買って済ませる」人たちも必ず増えてくるはず。
鈴木氏は、そう予想したのです。
そして、その予想は的中しました。
鈴木氏は、
「戦中から戦後にかけての(時代の)変化はすさまじかった。
それを肌で感じてきたからか、
私は『これから、世の中はどう変わるのか』という目で物事を見ることが、
自分の自然な振る舞いになっているし、
常に未来を見て、いま何をすべきかに考えを巡らすことが習慣となっている。」
と語っています。
未来を見る思考法
こうした「未来を見る思考法」をできる人は少ないでしょう。
人は、過去の経験則の中から答えを探そうとするものです。
真面目で熱心な人ほど、何かを学ぼうとして
本を読んだりライバル企業の研究をします。
でもそれは、既にあるもの・過去のものでしかありません。
大切なのは、未来のこと。
そのため経営者は、
・変化の兆しをキャッチする
・予想→仮定→実践→検証を繰り返す
ということを意識して心掛けたいものです。
時代の変化は速くなる一方です。
10年ひと昔の時代は過ぎ、
今は3年ひと昔の時代。
変化が激しい集客手法だと
2年でひと昔になってしまうこともあります。
時代予測が重要なスキルになりそうです。
まとめ
「これから、世の中はどう変わるのか」という目で物事を見ること。
時代の変化をとらえることは重要です。
▲参照元:http://diamond.jp/articles/-/102240
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
画像:http://www.sej.co.jp/i/products/onigiri/