時間がない。
人がいない。
リソースが足りない。
機械が壊れた。
在庫が不足している。
クレームが入った。
ビジネスをしていれば毎日が問題だらけです。
ビジネスをしていなくても、生きていれば次から次へやることがあり悩みは尽きません。
そして、「悩みにとらわれていたらいけない」とまた悩む。
悩みが頭から離れない。
こういうことはよくあります。
そこで、今回は「悩まない人生を手に入れる」方法を1つご紹介します。
私も以前は数日悩む不眠症だった
私も昔は、よく不安で眠れない夜を過ごしていました。
イヤなことを言われてその言葉が頭から離れず数日悩むという、今の自分から見たら苦笑してしまう、そんな人でした。
今も覚えているのは、将来のいろいろなことが不安で眠れず数日過ごした後、このままでは身体が危ないと感じたので寝ようとしました。
お酒を飲んだり、ヒーリング音楽を聴いたり、いろいろ頑張ったのですが不安のほうが大きくて眠れませんでした。
その時、私は「将来が不安なのだから将来を考えなければ良いのでは?」と気が付いたのです。
気づいてから実行したこと
そこで「今は今だけ」と自分に言い聞かせました。
枕を抱え「今は今だけ」と繰り返しました。
過去の失敗やイヤなことが思い出されても「今は今だけ」と言い聞かせます。
将来のやることが頭に浮かんでも「今は今だけ」と言い聞かせました。
その結果、私は知らないうちに眠りにつき朝を迎えることができました。
そう、私たちは「今を生きる」ことを忘れているのです。
考えることと悩むことは違う
あなたは言うでしょう。
「家族のために保険をかけなくてはならない。」
「生活のために働かなければならない。」
「老後のために貯金しなければならない。」
もちろん、そうしなければいけないでしょう。
でも、それを考えるのと悩むのは違います。
みんな悩んで大きくなった
キリスト教では、
『今日のことは今日にて足れり、明日のことを思い煩うな』
という言葉があります。
アップルの創始者スティーブ・ジョブスも行った禅の修行では、
『一切の考えを手放して、今に集中する』
ところから入ります。
長年,全米ビッグスリーといわれたクライスラーの元社長、L・L・コルベルト氏は、
『うまくいかなかった日は、寝る前に自問する。今ここで何かできることがあるのか、と。なければぐっすり寝る』
と言っています。
古代ギリシアの哲学者アリストテレスは、
『一羽のツバメが来ても夏にはならないし、一日で夏になることもない。このように、一日もしくは短い時間で人は幸福にも幸運にもなりはしない』
と言っています。
いかがですか?
前に進もうとする人ほど不安や悩みに遭遇します。
でも、それを「今を生きる」ことに集中させて、みなさん結果を作っているのです。
今を生きるために実行すること
ですので、私は現在、今を生きるために、
1. 朝、やることを書き出して優先順位をつける。
2. 優先順位順に作業をこなす。
3. 途中で何か気になったら、その都度どうするか考える。
4. 優先順位が高くないけどやらなければいけないことは「不明ボックス」に放り込む。
(不明ボックスは貯まると点検しています)
5. 夜、次の日にやることを書き出す。
6. 失敗しても何があっても「今日は終わった」として寝る。
としています。
まとめ
夜眠れないのは、本当に辛かったです。
今も悩んで眠れなくなることがありますが、昔と比べたら雲泥の差で、早く寝付けるようになりました。
そうして約20年、経営者もこなしています。
(前より若返ったと言われた時期もあります)
良ければ参考にしてみてくださいね。