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半年に一度、年間計画の見直しをしています
私は半年に一度、年間の計画を立て直すということをやっています。
皆さん、ちょうど切り目が良い時に事業計画とか色々立てると思います。
だいたい、早い場合は3か月、長くても半年ぐらいすると、予定したように進んでなかったり、進んではいるけれど他の方に自分の行動が向いていたり、色んな変化が出るわけです。
ですから、3か月に一度。
遅くても半年に一遍、ちょっと見直すと良いです。
理由は5つあります。
1.計画を立てておかないと間に合わない
細かく立てる方は年間計画も行動計画になっていると良いですね。
年間の行動計画を立てるとしたら、月ごとに実行することを決めてそのための準備を開始する月も決めると良いです。
1年の間には、どうしてもその時期にしなければいけないことがありますが、当月になってからでは遅いことがあります。
皆さん、色んな記事を書いたりして集客していると思いますが、この記事も、年間計画で「この時期にこんなものを書こう」と計画を立てておくことを勧めてる方すごく多いです。
例えば、ブログの記事を書いてSEO対策をするなら、
1.検索ロボットが回ってくるのに時間がかかる。
2.アクセスが集まるのに時間がかかる。
3.上位検索されるためには他のサイトより先にアクセスを集めておかないといけない。
となると、クリスマスやバレンタイン・年度末の決算の記事などは、最低2か月前に書いてアクセスを集めておかなければいけないということになります。
会社の決算も通常は2か月前から税理士と相談します。
しっかりした社長さんなら、その時期に業務の見直しをして来期の方針を作成します。
こういった作業は、日々、作業に追われていると当月になるまで忘れていることがたびたびあります。
ですから、年間計画を立てておかないと間に合いません。
2.仕事を取り巻く環境は刻々と変化する
極端な例ですが、私は2011年の3月の後半にある著名人とコラボセミナーをする予定でした。
コラボセミナーによって大量集客をして、そこから仕事を発生させる計画でしたが、3.11の東日本大震災で、この計画は実行できなくなりました。
それだけでなく4月いっぱいは電気使用に制限がかかったので仕事がたまり、6月までの仕事はほぼキャンセルとなりました。
その後も9月までは世間の雰囲気が通常に戻らなかったので活動内容に制限がかかりました。
よって、大幅な計画変更が必要でした。
また、親の怪我などがあれば介護が急に必要になることもあります。
親の年齢によっては兄弟や家族で対応を開始しなければいけないこともあります。
このような変化は、個人事業主でなくても大きな影響が出るでしょう。
取引先企業が倒産したために連鎖倒産する企業もあります。
今回のみずほ銀行の大量リストラなど10年前に誰が予想したでしょう。
このように、仕事を取り巻く環境は刻々と変化します。
3.大衆の好みや関心も変わる
大衆の好みや関心も何があれば変わってしいます。
2008年12号から 週刊少年チャンピオンに掲載されだした『弱虫ペダル』は徐々に人気を高め、2013年からテレビ放映が開始。
ニンテンドーから3DSカードも発売され、今や大人気です。
そのせいか、私の周囲でロードレースをはじめた人が多くいますが、彼らがいつまで続くのか・・・。
今でも『たまごっち』を育成している方もいらっしゃるでしょうが、ほとんどの人が過去の物として認識しています。
過去に流行した『納豆石鹸』は量産したとたんにブームが去ってしまい新聞に取り上げられたほどでした。
新聞発表でブームが急に終わってしまった商品としては『アガリクスのサプリメント』があります。
抗腫瘍効果(免疫療法)や血糖値降下作用等が報告され、注目が高まったのに、新聞が「キリンウェルフーズ(現:ヤクルトヘルスフーズ)・サンドリー(現:SSI)・サンヘルスの商品を肝機能障害で調査」と取り上げたたため、ブームが終わってしまいました。
このように、大衆の好みや関心は何かで急に変わってしまいます。
4.自分の心境も変わる
よく真面目だった人が40歳になって急に遊び人になってしまったとか、29歳は女性が一番結婚したがる年齢だとか言われます。
これは、年齢というものが人を変えてしまう例です。
また、東日本大震災の後は離婚が増えました。結婚も増えたという人がいます(結婚増加はデータ不明)。
厚生労働省・離婚の年次推移
これは、大震災を体験することで個人の心に変化が起きたからでしょう。
また、私事ですが、今私が新宿の自宅を残しながら熱海のアパートに暮らしているのも心境の変化です。
毎年「今年は8回海水浴に行くぞ!」と決心しながら、いつも4回ぐらいしか行けない暮らしが嫌になったのが理由です。
このように、私たちの心も何かのきっかけで変わります。
この4つの変化に対応するためにも計画は時々見直す必要があります。
5.人は易き(やすき)に流れる
さて、年間計画を立てて行動計画まで立てておくように勧める最大の理由がこれです。
私たちは、自分に甘くて快楽に弱いです。
そのため計画を立てておかないとルーティン作業しかしません。
「子供が読書をしない」と嘆く親は、だいたいが読書習慣がありません。
「部下が動かない」と嘆く上司は、だいたい自分が動きません。
このぐらい私たちは自分に甘いです。
ダイエットで一番効果があるのは摂取カロリーを抑えることですが、解っていても実行できるのは一部の人のみです。
よってダイエット本は次々出て売れ続け、新種のダイエット方法は単品ダイエットか過激なダイエットに移行しています。
この理由は楽をして痩せたいからです。美味しい物を食べて痩せたいからです。
このぐらい私たちは快楽に弱いです。
だからこそ、年間計画を立て行動計画まで作る必要があります。
まとめ
計画として、方向性、それから行動の計画、作業計画まで、ちゃんと立てていくということをお勧めします。
これを、毎月見直しして簡単な年間計画の修正で済ますか。
それとも、3か月に1度、半年に一度、時間を取って再考するかしています。
この時、いつもと同じ業務の途中で修正すると、これまでと同じパターンで考えてしまうので新しい考えが浮かびづらいです。
ですので半年に一度は、一日とか二日とか時間を取って計画を作り直すということをおすすめします。