性差を利用してUSPをつくる(動画)
性差医療を知っていますか?
性差を利用して医療においてUSPを作るのは、とても簡単です。
私が医療関係の経営者だったら『女性専門のコレステロール外来』などを創りたいと思っています。
性別による差異を考慮して行う「性差医療」は、アメリカで1990年代に提唱されました。
日本でも2003年頃から研究され始めました。
おもに研究されている項目は、
1.男女比が圧倒的にどちらかに傾いている病気
2.発症率はほぼ同じでも男女間でその経過に差のある病気
3.生理的、生物学的解明が男性または女性で遅れている病態
4.社会的な男女の地位と健康の関連など
全部で4項目です。
その結果は、病気の診断、治療や予防法に反映されています。
これを「ジェンダー・スペシフィック・メディスン」と言います。
動画の発音が悪いのは、ちょっとあきらめてくださいね(^^;)
今は、まだ女性対象の医療分野の色合いが強いですが、ゆくゆくは、男女共に性差が活かされてくると思います。
痛風の発症は男性が98.5パーセント
現在でも生殖器疾患以外にすごく大きな差があります。
・うつを防ぐホルモンと言われるセロトニンの分泌量は、
男性が女性よりも52%多く作りだす。
つまり、男性のほうがストレスに強いのです。
・糖尿病患者が冠動脈疾患を併発した患者の非糖尿病患者と危険リスクを比べた結果。
男性がリスク2倍に対し、女性は4倍から6倍多い。
・悪玉コレステロールLDLの数値の変化は、一般的に若いうちは、男性の方が高いです。
それは、女性ホルモンにLDL(コレステロール)を下げる効果があるためです。
ですから、女性は閉経すると一挙に上がり男性を抜きます。
・先天性の色覚異常は、男性のみが発症する。
・痛風発症数は男性が98.5%で女性はわずか1.5%。
これだけ差があるのに、この性差を宣伝に利用している医療機関は、まだまだ少ないですよね。
ですから、これを打ち出してUSPにすることができます。
コラボすれば、あなたの会社も売上アップ
私が医療機関の経営者だったら、『女性専門のコレステロール外来』を作ると言ったのは、そのためです。
女性は閉経したとたんに、ガッンとコレステロールが高くなります。
余りの変化に、適応できない女性が非常に多いです。
ですから、こうした診察と治療のかたわら、「黒ウーロン茶」や「胡麻麦茶」などのトクホ商品を一緒に組んで売るとかできると思います。
まとめ
あなたの会社でも、「ジェンダー・スペシフィック・メディスン」を取り入れて、USPを作ってみませんか?
きっと、ずいぶん反応が違うと思いますよ。