買いたいのに買えないの正体(動画)
※動画よりブログは詳しく書いています。
Googleの直帰率と離脱率
率は、こうして出ます。
直帰率「直帰数÷閲覧開始数」
離脱率「離脱数÷ページビュー数」
ホームページの解析をしていると、この2つの率が高いと悲しくなります。
なんとか率を低くしようとして頑張っても上手く下がらないと、泣きたい気分になります。
そんな直帰率と離脱率が高い結果になるのに、隠れた理由が関係しているかもしれません。
それが男女差です。
買えないと嘆く女性
買いたいのに買えないと嘆いている女性がすごく多いです。
これは、女性が「選べない」からです。
女性に販売するなら、物の材質や企画の名前などは邪魔なだけです。
また、頭文字だけの英語表記なども好まれません。
頭文字だけの英語表記は、ファッション関係以外は認知されるまで長くかかる傾向があります。
女性は、
自分が購入したらどうなるのか?
にしか興味がありません。
自動車なら
「キーは小さくバッグに入れても邪魔にならず、 呼ぶと光るので見つけやすいです」
男性向け・・キーは〇センチ。声に反応する呼び出し機能付き
「ハンドルレバーは女性の肩幅ぐらいで、エアのように軽くて指一本で回せます」
男性向け・・・・電動パワーステアリング(私だったら電動以外何があるのかさえわかりません)
「座席の中に収納ボックスがついていてパソコンやコスメ用品を置いておくことができます」
男性向け・・・・収納ボックスは3つ。座席下〇センチ×〇センチ×〇センチ前開き・その他も同じ表記(私には広さがイメージできません)
たびたび「イメージ」と書いていますが、女性は具体的なイメージがわかないと選択できないので、そこはたいへん重要なポイントです。
ぜひ、使用しているイメージがわきやすい文章を書いてください。
元から女性のほうが直帰率と離脱率が高い
また、女性は男性以上に「自分に必要」だと思わないと、ホームページの続きを観たり読んだりしません。
ですので、男性より直帰率と離脱率は高くなる傾向がありますが、自分のことだと感じられて、イメージがわきやすい説明表現になっていれば、滞在時間もページの閲覧数もアップします。
また、購入までに多くのホームページをチェックする傾向がありますので、よけいに「自分に必要」なページで、わかりやすくないと、サッサと直帰・離脱してしまいます。
テレビ買い替えを後押ししたホームページの表現
男性受けする材質や企画の名前などは、女性には邪魔なだけです。
「ステアリングが軽い」ではイメージができません。
「アクセサリー」といわれたらネックレスやイヤリングです。
特に無生物の機械にはイメージを作りづらいのが女性です。
「現在お使いのテレビの縦のセンチをお知らせください。
BS対応は横幅が広くなりますので縦の高さで横幅が決まります」
と書いてあげたら、すごく売れました。
「暗いところで観るならこうです」
「引越しや部屋の模様替えが多いならこうです」
「物を置くスペースが限られているならこうです」
という、こういう書き方や言い方がベストです。
こういう表現のほうがイメージがわきやすいので、選択がしやすいのが女性です。
まとめ
スペックを比較検討するより、
自分にとって使いやすいのか?
自分にとって必要なのか?
場面設定がしてあると選択しやすいのです。
特に無生物の機械にはイメージを作りづらいのが女性です。
女性が自動車やテレビのスペックに興味を示すことはないと考えて
ちゃんとわかりやすく書いてください。
そうすれば、直帰率と離脱率の下げることができますよ。