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行動経済学のヒューリスティックスを用いると判断の近道ができ売上がアップする

行動経済学のヒューリスティックスを用いると売上がアップする

ヒューリスティックスというのは、
行動経済学の用語で、
問題解決をするうえで
非常に有効な直感的な思考方法を言います。

このヒューリスティックスを
理解することで、
売上アップができるでしょう。

AIマーケティングには限界がある

今の時代の集客は
AIであったり、
脳科学マーケティングであったり
いろいろなものが存在します。

私としては、AIでのものというのは、
こういう行動経済学のデータを、
コンピューターに入れて、
パターンを解析してやっているだけだと思います。

そうなると、
人間はそんなに単純にできてないのですよ。

だから、いろんな試験をやって、
いろんな条件を変えてみて、
『ちょっと変えたらすごい変わっちゃった』
みたいなことになっているわけです。

なので、AIで全部やるというのは、
まだまだ無理なんじゃないかと思います。

脳科学マーケティングにも限界がある

脳科学のマーケティングですが、
脳科学で何と何だったらこっちを選ぶということは、
もうわかるようになっています。

でも、
それは、血流がどうとか、
脳波がどうこうという分析なので、
条件がいろいろ絡んでしまうと、
やっぱりこれも、
まだまだちゃんとしたデータにするには
難しいようなところがあります。

それなので、
私は行動経済学というものを主に勉強して、
それを活用するようにしています。

その中のヒューリスティクスというのは、
すごい有名な単語なので、
覚えていただけると幸いです。

ヒューリスティックスは3つから構成されている

ヒューリスティクスという単語は、
判断するときに近道をすることを
ヒューリスティクスと言う、
という風に覚えておいてください。

ヒューリスティクスには、
3つあります。

1つ目が代表性、
2つ目が利用可能性、
3つ目が固着性、

です。

代表性とは

代表性というのは
どういうものかというと、
典型的なものを使って判断をする、
というやつです。

日本人は、アメリカ人は、
いつもこうだから、というやつですね。

NLPにメタモデルという
言語の解析モデルがあります。

メタモデルでは
一般化、省略、歪曲がよく起こる、
という風に言います。

この、一般化と同じようなもの
じゃないかと思います。

利用可能性とは

2番目が、利用可能性です。

私たちは、
日常的に簡単に利用できるものを使って判断をする、
という癖があります。

これも、NLPのメタモデルで言う
省略に値するのかなと思います。

何かをこう省略して
ポンポンポン、と判断する思考の癖です。

その理由は、
私たちは知ってるものに関連付けて記憶するのが、
一番楽だからです。

難しいことが苦手で、
なるべく簡単にしよう、
という癖があるので利用可能性が使われます。

固着性とは

それで3番目は、固着性です。

これは、直前とか前に見たとか、
なにかインパクトがあったことによって
判断がブレるという性質です。

衝撃が強かったり、
直前に知ったものに
意識がいってしまう癖です。

これは、メタモデルの歪曲とはちょっと違います。
歪曲は何かに固着して起きることもありますが、
代表性や利用可能性からも起きますので、
ここだけはメタモデルで分類できません。

この固着性というのを使って、
金額を提示するというのは、
よく世の中で使われています。

安いと感じさせたい時は、
最初に高い金額を提示してから
低い金額を提示しますし、
高いと感じさせたい時が、
最初に安い金額を提示してから
高い金額を提示します。

まとめ

ヒューリスティックスは
行動経済学の用語で
物事を考えるときの
近道のようなものです。

このヒューリスティクスの3つ、
代表性、利用可能性、固着性
というのがありますので、
これは、覚えておいてくださいね。

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