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限定を使って行動させる・集客に活かす電話に出てしまう心理

あなたは電話が鳴るのを無視することができますか?
あなたはLINEの通知を無視することができますか?
あなたは盛り上がっているパーティを抜け出して帰ることができますか?

だいたいの人が、これらができません。

頭では「時間が取られる」と拒否しているのに、ついつい電話に出てしまいます。
「うるさいな」と思っていてもLINEを読んでしまいます。
あなたが帰った後で面白いことが起きそうで、パーティーからなかなか抜け出せません。

この心理は何から来て、この心理を集客や売上アップにいかに使うのか、今回はその話題です。

無意識がささやく

私たちは手に入りにくいとなると、その機会を貴重なものと感じます。
そう、感じるのです。

だから、頭や意識では
「時間が取られる」
「うるさい」
「帰って眠らなきゃ」
と思うのに、逆の行動をしてしまうのです。

電話やLINEを例に見てみましょう。

あなたは友人と楽しく会話をしています。
その時、電話が鳴ります。
またはLINEの通知が入ります。

そうすると、あなたの無意識(潜在意識)は素早く、こう考えます。
「この機会を逃したら、もうチャンスはないかもしれない」

この場合のチャンスとは、新しいビジネスかもしれないし、他の友人の誘いかもしれないし、もっと楽しい何かかもしれません。

そのチャンスを逃すのがイヤだと無意識は感じるのです。

そこで、電話に出てしまいます。
LINEを読んでしまいます。

希少性には逆らえない

これは、
時間が過ぎるとチャンスがなくなる=(イコール)この機会が希少
だと感じてしまうことに起因します。

つまり、希少だと思わせるとお客様は行動してくれます。

平均100円のコンビニコーヒーですが、数量限定で他の200円コーヒーが販売されることがあります。
数量限定なので200円でも売れます。
最後に残った数個は「あと〇個しかありません」と言えばサッサと売れます。

コーヒーと言えば、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆『コピ・ルアク』は高額で取引されています。
ゾウにコーヒー豆を食べさせた糞から集めたコーヒー豆で作るブラック・アイボリー(黒い象牙)』はさらに高額です。

美味しいのかどうかは知りませんが希少価値が高いのは事実ですので、高額になるのも仕方ありません。

その他、切手ではジョージ・ワシントンの目が3目になっているミスプリント切手も高額です。
美しくないですが、不完全でも手に入りにくいというだけで需要が生まれています。

まとめ

より売りたいのであれば、商品を数量限定にしましょう。
サービスも数量限定にしましょう。

数に限りがあるという情報は、本当である時もでたらめの時もあるでしょう。

しかし、いずれの場合もお客様に希少性を感じさせ、それによって商品やサービスの価値を高め、購買動機を強め行動させる要因になるのです。

数量限定の希少性をうまく使って、ぜひ集客と売上アップに役立ててくださいね。

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