あなたは余計なセリフを話していませんか?
女性にプレゼントを贈ったあとに言っちゃいけないことを言って失敗する男性すごく多いです。
年末や奥様の誕生日に「花を贈っておいてください」とよくクライアントさんに言います。
結婚生活が長くなると、食事に一緒に行くことはあってもだいたいプレゼントなんかしてないわけですよ。
そこで、プレゼントとかすると奥さんから「え、なんでこれ買ったの」と絶対言われます。
花を買って贈ったら、「なんでこの花なの」と絶対言われます。
そこでですね、だいたいの男性はなんか余計なことを言っちゃうんですよ。
物を贈っておけば良いわけではありません
だいたい男性って言うのは感情表現が下手なんです。
そういうときはただ一言「感謝の気持ち」と言っておけば良いのです。
長く放っておいた奥様からは「何か裏があるんじゃないの?」と疑われますが・・
「それはない」「とにかく感謝してるから」の一点張りで対応しておいてください。
これでいいです。
なんでこんなこと言うかというと、感情表現が下手で贈り物をあげておけばいいだろうという人が時々いるんですね。
実は女の人はこれ、あまり喜んでないんですよ。
女性は物が欲しいんじゃないんです。心遣いが欲しいんです。
だから、口で上手いこと言わなくていいです。
下手な説明は苛立たせるだけ
まして、下手に説明なんかされるとイラっとするんですよ。
「いつもありがとう、感謝の気持ちです」
「何か裏があるんじゃないか」
「感謝の気持ち」「説明できないから(物贈っています)」と言ってください。
プラスして可能であれば、
「喜ぶかなと思って」とか、
「この花が君に似てるから」とか、
そういうクサい台詞が言える人は言ってください。
苦手な人は、もうとにかく「感謝してるから」「いつも、ありがとう」。
これで結構です。
下手な説明をすると言い訳と取られますから、説明はしない方が身のためです。
100万円のバックより500円のボールペン
「普段はお土産に見向きもしない妻が先日渡した500円のボールペンは使うんですよ」
ある日、海外を飛び回っている社長から愚痴を聞かされました。
この社長は海外出張が多く、海外に行くたびに現地でバックやらアクセサリーやら
高額なお土産を奥様のために買いこんできます。
ところが毎回奥様は見向きもしない。
それなのに、ある時忙しすぎて買い物ができなかったからと空港であわてて購入したボールペンを渡しました。
そのボールペンだけは嬉々として使っているらしく、社長には「ワケがわからない」から不満らしいのです。
しかも、このボールペン、高級品だと思って購入したのにフェイクのコピー商品だったようで「あわててなかったら返品していたのに・・・」と社長は悔しがっていました。
つまり、社長の論点は「普段高額なお土産は無視するのに、コピー商品は大事に知るのか」とお怒りなんですね。
そこで、私は聞きました。
「社長、なんと言って奥様にボールペンを渡しましたか?」と。
彼は「忙しくてお土産を買う時間がなくて、これしか買えなかった」と言ったそうです。
これ、これです!!
普段のお土産は奥様には物でしかなかったです。
社長の意図は違っていたかもしれませんが、それは伝わっていなかったのです。
しかし、500円のボールペンには「どんな時でもお前のことを考えている」というメッセージを感じたのです。
だから嬉々として使っていたのです。
女性は、自分という存在のために精一杯努力してくれたと思うと相手に感謝します。
女性が男性から奢って欲しいと思うのも、そのためです。
まとめ
「あなたの笑顔が僕の喜び」とクサいセリフが言える人は言いましょう。
言えない人は何を言われても「ありがとう」で済ませましょう。
女性は照れたような表情にグッときます(個人の趣味だけかも)。
感謝の強要になるぐらいなら黙ったほうが喜ばれます。