男性と女性のどちらが長期展望が得意か
「男性と女性のどちらの方が長期展望を持っているか。
どちらのほうが長期展望が得意か」
という話が持ち上がることがあります。
私にとっては、長期展望がいつなのか曖昧なまま話されるとモヤモヤします。
なぜなら、ここにも男女差がハッキリ出るからです。
女性は等身大の長期展望が得意
女性は自分が生きている時間の中の長期展望が得意です。
1年後、2年後
日々の生活の数か月後
そういう長期展望ははすごく得意です。
ところがですね、もっと長い自分が死んだ後~その後のような、子孫の代までみたいなのは、ちょっと苦手ですね。
女性は1か月後とか2か月後とか1年後とか。
数年後ぐらいまでの計画は難なく立てられるます。
この計画が立てられないと子育ては失敗しますから、母親になった女性は毎日無意識にシュミレーションしています。
なので、来年のレジャーの話とか普通にします。
男性は短期的なすぐ結果が出るものが好き
男性は短期的なすぐ結果が出るものが好きです。
そして次は長くなる。
10年後とか、自分が死んだ後とか、100年後にとか(笑)。
こういう話に急に飛びます。
女性は「1週間後どうするの?」とか「夏休みは一緒に旅行に行く?」という話が得意です。
つまり、超短期的なものは男性が得意。
そして、もうちょっと長くなると女性が得意。
そして、もっと長くなると男性が得意。
長期展望に対してはこういう男女差があります。
それ、自己愛バイアスです
男性は女性に100年後とか言っても「え?」という反応をされるので、「ロマンがないな、夢がないな」と思うかもしれません。
「女性は現実的なんだよね」と言われるのもここら辺にあります。
女性からいうと、2年後3年後という話がいつまでたっても決まらないというのは、「予定がたたない」「計画性がない」「これは楽しくないわ」という反応になります。
これは男性と女性の空間認識にも影響する癖のようですので、やっぱりお互いに歩み寄っていただけたらと思います。
私たち人間は『自己愛バイアス』というのが常に思考に入ります。
簡単に言うと「自分は正しくて普通だ」と考える思考です。
ですから、
男性は結果から話さない女性の能力を低くみます。
女性はプロセスを重視しない男性の性質を低くみます。
男性はあれこれ考えて仕事に集中できない女性を甘えていると考えます。
女性は1つのことに集中すると他のことが見えなくなる男性を気が利かないと考えます。
長期展望も同じです。
お互いのスタンダードが違うことを理解してください。
(すべての男性・すべての女性がこうだとは言っていません。バイアスなくなると寛容になるんですが・・・)
まとめ
超短期の展望と超長期の展望は男性に。
その中間は女性に。
お互いの得意分野を活かして男女共に納得する長期戦略をたてて下さいね。