競合他社との差別化で優良顧客を集客できる仕組みを構築

不況時代のお客様は「損したくない」が強いから集客において誠実さの価値が急上昇中

集客において誠実さの価値が急上昇中

誠実さの価値商売において一番大切なのは誠実さだと考えている鈴木です。

なぜなら、失ったお金は働けば稼ぐことができですが、失った信用・信頼は働いても取り戻すことが難しいからです。

現在、日本は不況です。世帯の平均収入は下がり続けています。物価は、それほど下がっていません。

こういう時期のお客様の購買行動は、「欲しいから買う」より「買って損をしたくない」になります。

ところが、技術の進歩は速く、専門化していて、必要な単語とそれを組み合わせる能力がなければ、インターネットを検索しても必要な情報にたどり着けず、何で判断したら良いかわからないと悩む人も多くなりました。

そこで、お客様は物を買うのに、物の良しあしでなく誰から買うかを判断基準にすることが多くなっています。信用できる・信頼できる人や法人から物を購入しようとします。

明らかな嘘はお客様を永久に逃す

逃げる信用・信頼の価値が上がってきているのに、明らかに嘘を書いているホームページやチラシをよく見かけます。

このような宣伝媒体を観るたびに「嘘だということがバレた瞬間にお客様は二度とあなたとの取引をしたくないと思う」のを知らないのかと驚きます。誰だって騙されたくはないのに、なぜ騙そうとするのか、本当に不思議です。

そのうえ、今はSNSの発達や様々な媒体の発達で嘘がバレやすくなっています。

私たちが買い物をAmazonでする時に絶対に参考にするのはコメントです。自分と同じようなユーザーが、その商品を使った感想や意見を述べているコメントを重視して買い物をします。これも、騙されたくないからです。

ですから、これぐらいバレないだろうという認識での虚偽の宣伝はやめたほうが安全です。
集客に嘘を使っている人は速攻で止めてください。

人はそれぞれ勝手な連想をする

嘘をつかれる

人間の頭の中と言うのは、勝手にいろんなことを考えます。
心理スキルに4000万円以上かけた私がトレーナー資格まで取得したNLP(神経言語プログラミング)においては、事実を一般化・省略・歪曲するのが人間の認知の特徴であるとされています。

この一般化・省略・歪曲した認知から情報をやり取りしている様がよくわかるNHK番組がありました。
単語によるヒントから連想する言葉を答える『連想ゲーム』です。

この番組22年間も続いたそうですが、何が面白いかというと、回答者が当ての外れた回答をし続けることが面白いのです。
人間心理観察が趣味の私は、人が共通認識を持つことがいかに難しいかと驚きながら、楽しく観た記憶があります。

さて、これは個人個人の物事の認知の仕方がそれぞれ違うということを表しています。

ですので自分がやっていることをどのように表現するかは大変難しい課題です。
嘘では無いことを書いたとしても、他人がそれをどのように認識するかはコントロールできません。ですので、真実を伝えたとしても嘘と認識されてしまうことがあります。

この問題はなくならないと思います。
だからこそ、よけいに嘘にならないようにお客様に情報を伝える努力をする必要があると私は考えています。

お客様は知らないという前提に立つ

誠実な説明お客様と自分の認知の仕方は違うということを肝に銘じ、相手は知らないという前提に立って認識のすり合わせをすることができれば、もし伝えきれないことがあっても嘘をついたとは思われなくて済むでしょう。

なぜなら、そのようなあなたの態度は誠実さとしてお客様に認識されるからです。

技術畑の仕事の場合、不愛想でオタクなセールスマンがお客様からの高い評価をもらっているケースが多々あるのは「彼なら騙さない」と思われているからです。
現代は、そのくらい誠実さの価値があがっています。

真実をうまく表現することを心がけて下さい

昔から営業マンは商品を売る前に自分を売れと言われます。
これは、信用されてからでないとお客様が商品を買ってくれないからです。

この忙しい時代、ホームページやその他で情報をとって低価格な商品を探して発注するという事も度々行われております。

特に東京など人間関係が希薄な地域では、ホームページその他広告媒体に書いてあることを信じてお客様は発注をしてきます。

しかし、それは人間関係が薄いから起こること。
そのため、嘘だと1回でもバレてしまうとお客様は離れます。
そうして2度と戻ってこないうえに、SNSやコメント欄に悪評を書き込みます。

SNSは短い単語でやり取りしますので、連想ゲームのように勝手な解釈が尾ひれのように加わります。

人間は一度あなたの会社を「嘘をつく会社」と認識してしまうと、その認識に合わない良い情報は見えていても認識しません。認識しても受け入れません。

人間が一度思い込むといかに事実が見えなくなるかは、有名なボール投げ実験がそれを証明しています。

ですから、これぐらいバレないだろうという虚偽の広告はやめたほうが安全です。
悪いウワサが、どこまで広がっていくはわかりません。

ぜひ、真実をうまく表現することを心がけて下さい。

まとめ

お客様は損したくないが強い昨今、信用・信頼の価値はこれからも上がり続けますので、誠実に情報発信してくださいね。

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