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フリーザ編でやめてたら3つ目のヒット作が書けたかも
2015年4月ドラゴンボールの映画最新作が公開になり大ヒットとなりました。
ドラゴンボールは1984年の連載開始から世代を超えて人気を集めてきました。
30か国で翻訳され、全世界累計で2億3000万部が販売されました。
しかし、商業的には大成功を収めているドラゴンボールであっても、
辞め時を逸していたのではないかと関係者は語ります。
編集を担当していた鳥嶋氏は
「これは、“たられば”で言うんだけど、
フリーザ編でやめてたら3つ目のヒット作が書けたんじゃないかな」
と述懐します。
「フリーザ編」で連載が終了していた場合、
単行本全42巻のうち、28巻の時点で終了していたことになります。
しかし、ドラゴンボールは既にテレビや広告を巻き込んだ巨大産業になっていたので、
その時点で辞めることが困難になっていました。
2つの撤退理由
同じように事業撤退は経営において非常に難しい意思決定です。
事業撤退には二つの種類があると言われています。
一つは消極的撤退
一つは消極的撤退です。
「需要の見誤り」「競争激化」「賃金上昇」「パートナーとの対立」といった問題により、事業を停止することです。
例えば、2014年6月にソニーは、市場シェアの縮小を理由に、海外での電子書籍事業から撤退しました。
消極的撤退が難しい理由は、既に投入した経営資源に見切りをつけなければならないからです。
投資した時間・金額・顧客との関係性・社員の意欲などを考えると、
感情的になり、合理的な判断をすることが難しくなります。
もう一つは積極的撤退
二つ目の事業撤退は積極的撤退です。
事業領域の最適化を図るために、利益や売り上げを上げていたとしても、戦略的に事業を手放すことです。
例えば、米ゼネラル・エレクトリック(GE)は2015年4月に金融部門からの撤退を発表しました。
GEの金融部門は、金融機関として米国第7位の資産規模を誇ります。
しかし、営業利益の90%を製造部門で稼ぐことを目標とするGEは、積極的撤退を決定しました。
経済学は仮説構築

もしフリーザ編でドラゴンボールがアニメから撤退した場合、
その例は積極的撤退にあたると言えます。
ドラゴンボールは大きな経済的利益を得ていましたが、
作者の創造性の限界を考慮し、途中で終了するという意思決定もあり得たのでしょう。
ドラゴンボールの編集者は「たられば」に言及していますが、経営学も「たられば」の追求です。
最も評価の高いMBA(経営学修士)課程を提供するハーバード・ビジネス・スクールは、
そのためケーススタディ(事例研究)を重視します。
過去の企業の様々な状況を分析し、自分であれば、どのような意思決定をするかを考えます。
「たられば」の研究を積み上げることで、
判断が難しい状況が自分に訪れたときに、最適な判断が下せることを目指します。
この「たられば」が仮説構築です。
事業撤退で最適な判断が下せなければ、会社の業績のみならず、
自分自身のアイデンティティまで危険にさらしかねません。
それだけ撤退すると言う選択は、消極的であれ積極的であれ難しい判断です。
経営者は、これから訪れるかもしれない未来の状況について、
常に「たられば」を考慮し、意思決定を行わなければなりません。
優れた判断が下せるよう仮説構築力を身に着け、経営者として業績の向上を図りましょうね。
まとめ
経験が最適な判断を作ります。
「たられば」を悩むのでなく
「たられば」を考えましょう。
参照元:http://lite-ra.com/2015/06/post-1155.html
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