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ペットロック

まだまだ、あなたの商品は売れる

前にペットロックのことを紹介しました。
上記の写真がペットロックです。

1975年クリスマスのアメリカで
石に目を付けただけの商品が大ヒットとなり
6億7400万円売上ました。

前は、このペットロックを使って
アイデアをコンセプトにまでする必要がある話しを書きましたが、
今回は、商品の成長曲線について書きます。

理由は、一発逆転を狙って会社をつぶす人を
多く見かけるようになったためです。

一発逆転を狙うなら、
成長曲線のことを知っておいたほうが良いです。

いや、知らないと危険です。

そうして、
「売上の伸びが少ない」という方も、
成長曲線のことを知っておいたほうが良いです。

知っておくと戦略が作りやすいですよ(^^V)。

急だと急に赤字かも

ペットロックは6億円売上ましたが、
たった半年で人気がガタ落ちしました。

47d6a23ae000fb6deb534bfb70f6779975418b0c_m同じように社会現象になるほど爆発的な人気を誇った「たまごっち」。

人々が徹夜で店に並ぶ様子が連日報道されました。
その結果、たまごっちを持っていることが一種のステータスとなり、
忙しい人向けの「たまごっち託児所」なる預かり所が登場したりしました。

これも、数か月後にはブームが沈静化しました。

同じように急にブームになった商品は、
だいたい短い期間で売れなくなります。

しかも困ったことに

”それまでに経験したことがない大ブームに
大増産を行ったバンダイは不良在庫の山を抱えることになり、
在庫保管費などが経営を圧迫、1999年3月にメーカー在庫250万個を処分。
60億円分もの在庫を抱え、最終的に45億円の赤字となった”

とWikiに書かれているように赤字になるケースが多いです。

それは成長曲線の原則を知らないからです

マーケティングでは、
成長曲線が急激にアップした商品は、
急激に下がる商品と考えるのが基本です。

逆にダラダラと売れるようになった商品は、
ダラダラと売れなくなる商品と考えるのが基本です。

つまり、

 一発逆転狙って上手くいったら、
 サッサと勝ち逃げしないと危険。

 ダラダラ売れるようになったなら、
 売れなくなってきても
 じっくり次の戦略を考えることが可能。

ってことなんです。

そのうえ、

 ダラダラ売れるようになった商品は、
 まだピークが来ていない場合が多いので、
 マーケティングで売上アップできる可能性が大です。

40年前は誰も知らなかった商品・サービスが売れています

先日も、ある特殊な治療法のご相談を受けたのですが、
その治療法は私が10年以上前から知っているものでした。

知っている人が多くなったゲルマニウム温浴や
鍼灸の先生が使うようになったオーリングテストや、
スピリチュアル業界ではスタンダードになったレイキも、
私が最初に知ったのは約40年前。

ですから、ご相談を受けた治療法も
まだまだ一般的ではありませんが、
これから陽の目を見ていく治療法だと思います。

成長曲線から言ったら
まだ導入期かな?

というわけで、
次回は「成長曲線の導入期」について書くかもしれません。

お楽しみに!

まとめ

だらだら売れるようになったら
売れなくなるまで時間がかかります。
逆に、急に売れるようになったら
一夜で売れなくなることもあります。
気を付けましょう。

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