お客様の『わからない』をなくすと集客がうまくいくのを知っていますか?
お客様はわからないことがあるとすぐに離脱してしまう傾向にあります。
よく物販のサイトではカゴ落ちが問題になります。
カゴに商品を入れたのに、そのままいなくなってしまう。
実はこの現象の一番多い原因は次の手順がわからなくなってしまうからです。
いつも買い慣れたサイトで買い物したがるというのも、人はわからないが嫌いだからです。
ですから、わからないを減らせば減らすほどうまくいくということになります。
そこで役立つのが、ヒューリスティクスの2番目が利用可能性です。
脳は分かりやすい情報が好き
私が20年ほど前に独立したとき。
メルマガは『中学2年生にわかるように書け』と言われました。
それが今は小学校5年生。伝える人によっては、小学校3年生に分かるようにと言われています。
これはどういうことかというと
情報量が年々年々すごい勢いで増えていることで、全てを理解するのは難しく、全てを学ぶ時間がない状況になりました。
その結果、人はわかっていることの周囲しか目を向けなくなったためです。
検索と似た情報しか提示しないネット
ネットの発達も原因です。
ネットでは、検索する時に単語がわからないと検索できません。
知っている単語でしか検索できないから、似たようなWeb情報しか出てきません。
しかも、ネットは、あなたの見たものの履歴からおすすめを提示してきます。
ですから、あなたは新しい情報と思っていても、過去に検索した情報の周辺情報しか目にしないことになります。
そのせいで、昔のようにみんなが知っている情報がなく、個人の得られる情報が偏っています。
だからメルマガ・ブログなんかも、文字をわかりやすくしないと『わからない』という方が多くなってしまう。
手順も、単語を知らないからわからないという方が非常に多くなっています。
この『わからない』をなくすとお客様が次の段階に進んでくれます。
なるべくわかりやすくするというのが現在、非常に求められています。
エネルギー消費を抑えるためショートカットする
脳はショートカットがとにかく好きです。
余力があっても楽が大好きというのが脳です。
脳というのは、身体全部のエネルギーの25%を使います。
でも、顕在意識で認識できるものは1%以下というのが近頃の研究結果です。
では、99%は何やっているのかというと1%の後ろで一生懸命動いています。
後ろで動いている99%をもっとうまく顕在意識で認識できるようにすると、脳はもっとエネルギーを使わなければいけなくなります。
ですから、すぐショートカットして結論に行き着くということをやります。
そこで、図解・写真・番号や言葉などを使ってわかりやすくする必要があります。
わかりやすければ、お客様は次々と進んで行ってくれるのでちゃんと集客ができるようになります。
まとめ
『わからない』ことをなくすだけで、お客様を集客できるようになります。
脳は難しい情報だとその情報を避けるようにできています。
そうならないように、わかりやすくすることが大切です。
加えて、あなたがわかっていることも「わからない人も多くなっている」ということも頭の隅に入れて、
わかりやすい告知を実行してくださいね。