「広告や告知にオファーを入れてくださいね」という話をしました。
オファーは目立たないと役に立たないとお伝えしました。
今回は、広告費を無駄にしないための要点。
役に立つオファーだったのか?
表現はあっていたのか?
などを評価する基準を作って、対費用効果を最大にしましょうというお話しです。
お客様が、すぐ行動を起こさないといけないようなオファーを作り、緊急性や希少性をつけて、さらに欲望に火をつけ、明確に行動を指示したとしても、もっと良い広告が作れるなら作りたいですよね。
前回話したような6000枚にチラシで1000万円の売上がすぐ作れれば、嬉しいでしょう。
「もっと効果のある広告にしたい」と誰もが考えるはずです。
そうなると「測定」はとても大切です。
効果測定は週1回以上が原則
広告は最低1週間に1回、効果測定を行いましょう。
あなたは広告を出しいっぱなしにしていませんか?
測定を行わない人は多いです。
実は私も、よく効果測定を忘れます。
お客様の広告は効果測定をするのに、自分の広告となると・・・よく忘れます。
しかし、一応は計測しているので、大きな損失を被ったことはありません。
元からオファーの作り方がうまいせいもあると思いますが、だいたいCPAは媒体の平均より安くなります。
CPAの計算にCVは明確に決めましょう
さて、あなたはこのCPA(Cost Per Action/Cost Per Acquisition)を計測していますか?
CPAとは、
CV(コンバージョン)1件あたりにかかった
広告費用を示す値です。
CV(コンバージョン)は、
マーケティングの分野では、
Webサイトにおける成果の数のことを指します。
何を成果に設定するかによって、CVの数値は違ってきます。
集客人数なのか、
新規客数なのか、
購入の個数なのか、
などなど・・・です。
ですので、広告業者に騙されないためにも、どこを基準にするかあなたが決めておかないといけません。
私が広告を使うのはだいたいリスト集めなので、メールやLINE IDの取得やインスタグラムのフォロワーやfacebookのお友達1名追加がCVになります。
CPAの計算
CPAが100円なら1000件のCVを達成するのに10万円の広告費用がかかったということになります。
つまり、
「CPA=広告費用÷CV数(コンバージョン数)」
で求めるものです。
CVを改善するためには、
・オファーを変える
・キャッチコピーを変える
・写真を変えるなどして
ABテストを行います。
同じ金額をかけるならCVが良いほうがCPAも良くなりますので試しましょう。
そこで、広告を出したら何をするかというと、以下の3つを計測しましょう。
1.CV(成果のこと。何を基準にするかは最初に決めておく)
2.CPA(いくらでCVを達成したか)
3.広告全体にかかる費用
立場によって確認範囲が違います
Web広告の担当者は「1」と「2」だけでOKですが、経営しているなら「3」も重要です。
広告費用は10万円であっても、外注に委託して毎月10万円支払っているとしたら、その広告のCPAは100円でなく経営者にとって200円です。
従業員に担当させるなら、従業員の時間給を算出して作業にかかるお金を広告費に上乗せして考えてください。
経営は熱い気持ちと冷静な判断で行わないと、ある日大赤字になっていたりしますから注意が必要です。
「めんどくさい」と思っても対費用効果を計測して知っておかないといけません。
まとめ
そのために、
1.CV(成果のこと。何を基準にするかは最初に決めておく)
2.CPA(いくらでCVを達成したか)
3.広告全体にかかる費用
を最低限、追跡して計測しましょう。
CPAが1円なら、1万円で1万人のリストが集められるということですからね。
リスト1万人を安く集めたいなら、CVの改善ですよ。
お互いに頑張りましょう!
追伸
今回はCPAとかCVとか出てきたので読みづらくて悩んだ人も多いと思います。
私も横文字が苦手なので、わかりやすそうなページを貼っておきますね。
参考になさってください。