Youtubeのロゴマークや登録誘導マークは、どうして右の一番下になっているのでしょうか?
ここは、「死のコーナー(顔の情報解析のエキスパートのダン・ヒル氏による)」と呼ばれています。
一番目立たないコーナーです。
「目立たない」のにどうして、登録誘導マークはそこに表示されているのでしょうか?
邪魔にならない位置ですから
Youtubeとしては、動画を観る邪魔にならない場所を探したら、ここになったのでしょうね。
なにせ「死のコーナー」ですから、一番邪魔になりません。
しかし、動画を作って登録者を集める側としては、トホホな位置です。
ではどこが1番目立つのかというと、中央の少し下あたりだというデータが出ています。
ですので、動画の撮影で目立たせたいものは、中央にしましょう。
トヨタ、J&J、BHTビリトン、三菱、ワーナーブラザーズ、KFC、MTV、さらにはYouTubeなど、
世界各国の大企業のCM動画を製作している世界No1の動画マーケッター、ジャスティン・ティオ氏は、
「自分を目立たせるなら、自分の顔の位置を中央にすると良い」と言っています。
チラシや紙媒体も同じ
チラシや雑誌、Youtubeなどの画面上もすべて同じなのですが、1番目が行くのは、中央の少し下です。
次が、左の一番上です。
チラシ作成の時は、T字型やZ字型で重要な単語や画像を配していきます。
文字が縦書きの場合は、T字型やZ字型を右に90度傾けて配していきます。
T字型もZ字型も、両方とも中央を通りますよね。
そのぐらい中央というのは目につきやすい場所です。
第2の死のコーナーは
では逆に目につかない死のコーナーの2番目は、どこだと思いますか?
実は、SNSが出てきてからこの場所が変わりました。
以前は左側の一番下だったのですが、現在は右の一番上です。
この位置は目につかないというより、観ても自分に関係ないものか、広告として認識され意識からはじかれると言ったほうが正しいです。
無意識に無視しています
インターネット上で、この傾向が強く、特にSNSでは右の上というのは本人の設定マークやSNSのロゴマークの位置か、広告宣伝のバナー位置として認識されています。
この認識は無意識に行われるので、私たちは無視しているのに気が付かないまま無視します。
SNSでは右の下側も、広告や他のページに行く矢印マークや投稿ボタンのことが多いですね。
要するに、移動しようとしない限り観ない場所になっているということです。
文字の配列もネットに似せましょう
なお、文字が縦書きの場合は検証できていません。
現在は横書きがスタンダードになっていますので、雑誌のような縦書きの物もタイトルだけは、一番上に横書きというスタイルになっていますよね。
紙媒体でも、若い人をターゲットにした場合、まずネットに似せて作ったほうが無難です。
今さらタイトルから縦書きにしてもお客様を迷わすだけになります。
お客様を迷わすと良いことはありません。
他の物を排除して何か一点だけ目立たせるときは、真ん中と覚えておきましょう。
まとめ
人間は、画面の中央付近しか観ないので、こういった造りが良いってことです。
中央の次は、左上です。
もう、ここしか観ないと思って動画作ってくださいね。