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合理的な判断ができているという思いは実は認知の歪み

人々はいつも合理的な判断ができていないという事を知っていますか?
実は私たちは、ものをよく見ているようで見えていないことが多いのです。

合理的な判断ができるわけではない

この惑星の住人は、合理的でないので、缶コーヒーが好きらしい

缶コーヒーのBOSSのセリフです。
宇宙人から見ると「地球人はなんて不合理なんだろう」と思うというのが、缶コーヒーBOSSのジョーンズさんのキャラクターです。
でも、彼は合意的だからといえども冷たいわけではないです。良い人ですよね。

私たちがビジネスをやるときに、人間が不合理であることをどういう風に考えたらいいか、というお話をします。

まず、ジョーンズさんが言うように、『人々は合意的な判断をしない』ということを、いつも頭に入れておいてください。

私たち五感覚からしてちゃんとものを見てないと、私はよく言います。
あなたも知っていると思いますが、ぐるぐる回って見える絵や、まっすぐな線なのに斜めに見える図などがありますよね。
あれは、錯視というものです。

これは「私たちの脳が情報をショートカットして理解したがる」という癖のためにこう見えるのです。

過去の経験から脳が勝手に間を埋めている

盲点というのもありますよね。
ものをジーっと見ているとき、ある一定の位置で一瞬見えなくなる。

その時は見えてないけど、私たちは、見えている気になることがあります。
これは脳が勝手に間を埋めているのです。
視覚はこんなものなのです。

音も上の方とか下の方は、私たちには聞こえないですよね。

味覚もそうです。
私たちは、すごく薄かったりすると味がわかりません。

それから嗅覚。
もし犬や猫みたいな嗅覚があったら、もう東京なんか暮らせません。
実際にそういう話です。

聴覚も何もかも、そのように制限があります。

自分だけは合理的な判断をしている?

私たちは色々な経験や体験を、感情と理性で味付けをして解釈を溜めますので、ほとんど色眼鏡でものを見ています。
それを理解した上で、ビジネスをしていくということが必要になります。

忘れがちなことですね。

自分だけは合理的な判断をしているというのもこれ自体が私たちの認知の歪みです。
私も気をつけないといけないです。
あなたも気をつけてください。

まとめ

あなたの常識は世間の非常識、そして世間の常識はあなたの非常識。
ですので、最初のうちはデータをたくさん集めてビジネスをやってください。

そうしないと、正しいと思って間違った判断をしてしまいますから、大きくなるはずのビジネスも大きくならずに終わってしまうかもしれませんからね。

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