今回はだれもが幸せな気持ちになれる魔法のアクションであり、
お客様からの信頼を増やし
離脱を減らし
クレームを抑えるアクションについての記事です。

あなたも、このアクションを取り入れて、ビジネスをさらにランクアップしてくださいね。

先進国かどうかの基準

近年は少子化が進んでいることもあり、高齢化社会になっています。
『小さな子供は日本の未来を背負うから大切にしましょう』と言うけれど、弱い人が幸せに暮らせるかどうかが、先進国かどうかの基準とまで言われるのですから、お年寄りも大切にしたいですよね。

そこで、お年寄りにしたアクションで、自分も周囲の人も幸せにした若者の話を紹介します。

自分も周囲の人も幸せにした若者の話

私は最近、お年寄りが困っているのを若者が助けている場面を見かけました。

それは風の強い日、車通りの多い道路沿いでの出来事でした。
広めの歩道に自転車をこいでいるおばあさんがいました。
東京都内と違い、郊外ではお年寄りは自転車で移動しないとスーパーまで買い物にもいけません。

おばあさんが自転車に乗っていると、急に強い風が吹き、帽子が反対車線の道路まで飛ばされてしまいました。
車通りの多い道でしたから、おばあさんは反対車線に転がる帽子を眺めているだけでした。
年齢が高くなると足腰が弱ってきますから、
危なくて取りにいけません。

ちょうど周りにも車しかおらず、帽子は風で道路をどんどん転がっていきました。

すぐに助けに行ってあげたかったのですが、その時私はタクシーに乗っていて難しい状況でした。
しょうがなく少し進んだところで停めてもらい、帽子を取りに行こうとしている時、1台の車がハザードをつけて帽子の近くに止まりました。

車通りの多い道でしたから、停まった車はクラクションを鳴らされていました。
車から降りてきた若者は帽子を取りにいくジェスチャーをし、後ろの車に頭を下げました。

そして帽子を取りに行き、おばあさんに渡していました。

自分の事ではないけれど幸せを感じられた瞬間

私は、自分が危ないかもしれないのに、おばあさんの帽子を取ってあげた若者の行動は素晴らしいと思いました。
もちろん、危険なので行くべきでないという意見もあると思います。

しかし若者がおばあさんに帽子を渡したときのおばあさんの顔の嬉しそうなこと。
本当に何度も頭を下げているおばあさん。
それを「気を付けてくださいね」と笑顔で接する若者。
自分の事ではないけれど、とても幸せを感じられた瞬間でした。

アメリカの作家で精神科医でもあるセオドア・アイザック・ルービンはこう言っています。
「優しさは賢さよりも大切である。それに気づけることこそ、賢さの始まりなのだ」

人に優しくすることは、自分のことをより好きになれるうえに、だれもが幸せな気持ちになれる魔法のようなアクションです。

ビジネスにおいても優しさは、お客様からの信頼を増やし、離脱を減らし、クレームを抑えます。
きっとあなたに、他にも良いことをもたらすでしょう。

まとめ

あなたは人に優しくしていますか？
少しの勇気を出して、ちょっとだけ人に優しくしてみましょう。

きっと幸せになれますよ。