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人間は間違いを認めたくないがために不合理な選択をしてしまう

あなたは選択を間違えたとき、素直に間違いを認めることができますか?
あなたの選択は、もしかしたら不合理で的確な判断ではないかもしれません。

判断をするとき、あなたが何を大切にしているかで結果は変わってきます。

人間心理を理解する

「人間の心理を理解して、マーケティングとセールスを行おう」
これは私の口癖です。

ところで、以下の状況を想像してみてください。

■3つの扉のうち、1つの扉の向こうに、
あなたの好みの異性があなたを待っています。

3つの扉のうち、どれを開けますか?

■1つ開けたら、そこには誰もいなかったそうです。
扉を閉めましたので、また3つの扉から選んでください。

では、次はどの扉を開けますか?

間違いを認めたくない心理が働く

この実験をすると、面白いことになんと80%近くの方が「同じ扉を開ける」と答えるそうです。

同じ扉を開けるのは、ちょっと不思議ですよね。
「数学的に考えましたか?」と聞きたくなります。

最初は3つの扉ですから、1つ開けるのは、3分の1ずつの確率でした。
次に、残り2つを開けると3分の2の確率になります。

わかりますよね。
それでも、同じ扉を開ける人が8割いたというデータがあります。

では、何で同じ扉をまた開けてしまうのかというと、
1.自分が間違ったというのを認めたくない
という心理が働きます。

そして、

2.そこをもう一度開けたら今度はいるのではないか
という期待が働きます。

つまり、なんとしても自分の間違いを認めないわけです。

それぐらい人間は不合理です。
ですので、それを理解した上で色々なことをやらないといけません。

まとめ

人は選択をするとき色々な心理が働きます。
「間違いを認めたくない」という心理は誰にでもあります。

その時、あなたは理性を働かせるのか?
それとも自分の感情を癒したいのか?

そのどちらかで人生の選択をしているということ。

これは、お客様も同じだということを覚えておいてくださいね。

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