あなたは、どのくらい思いやりがありますか?
その思いやりを行動にして示していますか?
今回は思いやりを行動で示した男性のニュースから、企業のブランディングについて考えてみたいと思います。
ある男性の行動がニュースに
あなたも覚えているかもしれませんが、旅行中の男性がある高校生にお金を貸したニュースがありました。
『沖縄に住む高校生が叔父の葬儀のために与那国島に帰ろうとして、
モノレールに乗って那覇空港駅に着いた時、財布がないことに気づいた。
お金もなく、途方に暮れていたところ初対面の男性が声をかけ、飛行機代を貸してくれた。』
このニュースを見て、皆さんはどう感じましたか?
今の時代、振り込め詐欺などが多発し、あの手この手と考えた様々な詐欺事件が起きています。
そんな時代に「困っているかな?」と男性から声をかけその少年にお金を貸してあげた。
この行動は、素晴らしい行動だと思います。
助けたい思いからの行動
「そんな知らない人に対して不用意じゃないの?」と否定的な意見もネット上に多くありました。
しかしこの男性は、少年を助けたい思いからお金を貸したのです。
彼の様子を見て詐欺師ではないと判断しましたが、「お金は返ってこないだろう」と思ったそうです。
その結果生まれたもの
その結果、何が生まれましたか?
少年と男性の絆は深まり、さらに男性はテレビにまで取り上げられました。
少年は「困っている人を、助けれる大人になりたい」と発言しており、一生恩を忘れることはないでしょう。
そして、この男性もさまざまな取材を受けたことで、大きく評価を上げた事でしょう。
0円で膨大な金額の広告と同じ効果
これを、ビジネスに置き換えるとどうですか?
あなたが相手を思いやることが、あなたのブランディングにつながる可能性があると気づきましたか?
メディアに取り上げられれば、0円で膨大な金額の広告と同じ効果があります。
しかも、思いやりがある行動は好感度アップに有効であり、クレームを抑え、ファンを増やします。
思いやりを示した相手がたった一人でも、その人はあなたのことを忘れないでしょう。
アメリカのビジネスセミナー講師であり、100年続くロングセラー作家でもある
実業家のデール・カーネギーはこう言っています。
ビジネスで成功する一番の方法は、
人からいくら取れるかを
いつも考えるのではなく、
人にどれだけのことをしてあげられるかを、
考えることである。
まとめ
相手を思いやる気持ちは、ビジネスの繁栄につながります。
あなたは今、どれだけ思いやりの心がありますか?