ダントツの売上を誇る丸亀製麺でさえ、自分の強みから離れれば売上を低迷させます。
『強みを見つけて差別化を図る』ためには、小手先のアレンジではなく、お客様から選ばれる顧客視点に立った本質のマーケティング戦略が必要です。
丸亀製麺の売上低迷
的確でないマーケティング戦略だと、お客様は会社やお店から離れていきます。
それだけでなく、一度マイナスなイメージがついてしまうとなかなか消えません。
結果、資金力がなければ店を閉めることになります。
あなたは、丸亀製麺をご存知ですよね。
丸亀製麺と言えば、店頭での製麺を売りにし、うどん業界ではダントツ1位の会社です。
『丸亀製麺はなぜ1位になれたのか?』という書籍も出るくらいダントツです。
しかし丸亀製麺はも売上が激しく減少していた時期があります。
2018年1月以降、既存店における前年の同月比売上が16カ月連続で落ちていました。
その結果、2019年3月期の連結営業利益は23億円となり、前期比から70%も減少したのです。
もちろん新商品の開発であったり、季節限定のメニューをCMで流したりしました。
でも成果は出なかったのです。
それは何故なのでしょう
今回の丸亀製麺の戦略は、既存客を飽きせないための小手先の変化であり、新規客を呼ぶ本質から離れたことが敗因です。
お客様から支持されていた自社の強みに注力せず、小手先のアレンジばかりしていたからです。
それがゆえに、差別化が図れず、他の同業他社にうもれてしまったのです。
2019年の5月にプラスに転じたの戦略は、結局初心に帰り、『麺はツルツルでシコシコの打ち立て麺』という事を前面に出した戦略でした。
何が一番の強みなのかがわかること
成功した強みにしがみついていては、いずれ失敗します。
しかし、本来の強みを忘れた戦略でも失敗します。
あなたは、自分が打ち出すべき『本当の強み』を理解していますか?
まとめ
あなたは自分の強みに気づいていますか?
あなたの想い、お客様の願い。
その双方から最適な強みを見つけ出すことが、あなたが同業他社に勝つ一番良い方法です。