競合他社との差別化で優良顧客を集客できる仕組みを構築

永続するビジネスモデルには参入障壁がたっぷり!ビジネスを守るために参入障壁を作りましょう

ビジネスモデルは攻めだけでなく守りも重要

ビジネスモデルが作れれば、あとは微調整しながら行動すれば良いだけです。
なので、最初にビジネスモデルをしっかり作って欲しいと考えています。

そのために、今日は、「参入障壁の作り方」を書きます。

参入障壁とは、敵が入ってこないための壁です。
だから、障壁です。

要塞の壁、城の濠(ほり)は、中にいる人を守るために作られています。

この障壁をいかに作るかで、事業を永続させされるかどうかが違います。

参入障壁は真似しやすいと負け

自社の強み、ウリ、差別化が大切になるのは、この参入障壁にしやすいからです。

しかし、真似しやすい強み、ウリ、差別化は参入障壁になりません。

例とすると、
”早い、安い、うまい”という吉野家の参入障壁は、真似しやすかったので、他の牛丼店との競争がすぐ始まってしまいました。
”30分で熱々をお届け”のドミノピザも、真似されましたよね。

さて、強み、ウリ、差別化は、集客の時に使うには、誰にでもわかるようにしないといけないので、真似されないように作るのが難しいですが、参入障壁は、何も他人にわかるように作る必要がありません。

かえって目立たないほうが良くできたビジネスモデルだと感じます。

目立つ、目立たない

それは、どういうことかというと、
参入障壁の作り方として、目立つ作り方と目立たない作り方があるという事です。

集客は露出が前提ですから、目立つ作り方が原則です。
簡単なのは、何かで「1番・初・最も」などがつくようにすると良いでしょう。

しかし、業全体で考えると、参入障壁も大切です。
ビジネスモデルを作る時は、こちらも考える必要があります。

中小企業や個人事業主のビジネスでは、この参入障壁が作れるかどうかで、後発の企業に追い抜かれる危険を回避できるかどうかが決まります。

そうです。
他の企業に追い抜かれないためには、目立たない参入障壁のほうが良いので、参入障壁は目立ったら負けなのです。

目立たない参入障壁とは

目立たない参入障壁としては、システムやセールス、個人に依存するものなどが考えられます。

社内のシステムは外に見えづらいですから、特別なシステムを使っていて、それが参入障壁になっている場合、同業他社が、あなたのビジネスに追いついてくるのは大変です。

セールスも、実際にお客様になることがないとわかりません。
会社の中の部門間のリレーションなども、参入障壁化しやすいでしょう。
個人に依存するものは、その人を引き抜かれない限り大丈夫です。

目立たない参入障壁をいくつも組み合わせてしまうと、
「あの会社、なんで儲かっているのか、わからない」と言われますが、わからないので、他社の参入は完璧にブロックできます。

私は、クライアントさんに、こういったの参入障壁を作ってもらえるように指導しています。

何をしているかわからないセールス法

なお自慢ですが、私が開発した7ステップ『共感』セールスは、実行するのは簡単なのに同業他社は何をしているのかわからないため、導入した会社にとってしっかりとした参入障壁になっています。

さすがに、新入社員がちょこっと普通に話しただけで高額商品を売ってしまうなんて、普通はありえないです。
そのうえ、1回ぐらいお客様になったところで、セールスを受けるのは1回ですから、何が起きているかなんて絶対にわかりません。

そのため「何も変わったことをしていないのに・・・」と競合がイヤな顔をしています。

なので同業種で商圏が重なった場合は早い者勝ちでしか教えていません。

このように、参入障壁があると、競争は有利です。

あなたの事業の参入障壁は何ですか?
なかったら、早速考えてみましょうね。

まとめ

参入障壁を考えてビジネスモデルをつくりましょう。
その場合、目立つものを目立たないもの双方を考え、それをいくつか組み合わせて強固な参入障壁にすると会社は永続できます。

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