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【広告の裏ワザ解説2】お客様の酸っぱい葡萄になるな

広告を観る人の状態を考える

今回は、前回話した

1.広告を観る人の状況

2.広告を観る人の状態

3.広告を観る人の解釈

2.広告を観る人の状態

を書いていきます。

お客様の無意識にインプット

この広告
2.の状態は、電車の中です。

貼ってある広告は小さく、
近くに来ないと、
よく観えません。

よほど注目をひかないと
観ていることさえ意識には上らないでしょう。

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そのため、意識しなくても、
長時間、この言葉が
脳に送りこまれていることに着目していてください。

意識していないので、
無意識へのインプットが行われています。

加えて、
実際に通うのは子供で
お金を出すのが親なので、
親も子供も
じっくり考えてからしか動きません。

ですので、
後から、じっくり考える時に

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この広告が効果を発揮すれば良いのです。

無意識に情報収集を行わせていることが
後で、じっくり予備校を選ぶ時に
絶大な効果を発揮します。

お客様の”酸っぱい葡萄(ブドウ)”になるな

逆に、
この広告が、この場で注目されたら、
申し込み「する」、「しない」に分かれるだけです。

しかし、
電車が混雑していたら
「しない(できない)」で終わります。

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ここで、
申し込みしたかったのに「できない」と
じっくり選ぶ時も
城南予備校に申し込みはありません。

それは、イソップ寓話の
”酸っぱい葡萄”のような心理が働くからです。

”酸っぱい葡萄”または”狐と葡萄”と呼ばれる
寓話を知らない若い方もいらっしゃるので、
Wikiから紹介すると、

【あらすじ】
キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。
食べようとして跳び上がるが、
ぶどうはみな高い所にあり、届かない。

何度跳んでも届かず、
キツネは怒りと悔しさで、

「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。
誰が食べてやるものか。」

と捨て台詞を残して去る。

【解説】
手に入れたくてたまらないのに、
人・物・地位・階級など、
努力しても手が届かない対象がある場合、

その対象を
「価値がない・低級で自分にふさわしくない」
ものとみてあきらめ、心の平安を得る。

フロイトの心理学では
防衛機制・合理化の例とする。

取れなかった葡萄は酸っぱいと考える心理が働き
申し込みできなかった予備校は価値がない
と考えられては大変です。

だから、注目されないほど良いのです。

次回は広告を観る人の解釈について書きます

今回も長くなったので、
3.広告を観る人の解釈までたどり着きませんでした。

すみません。

次回は、
注目されない広告が
効果を発揮する

3.広告を観る人の解釈

について書いていきます。

お楽しみに。

まとめ

電車の中で注目されないことで
”すっぱい葡萄”にならずに済みます。
無意識に脳にインプットできますから、
後で効果を発揮します。

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