「俺の会社にしか頼めなくなる」時代をつくる

約40のアパレルブランドを展開するパルは
販売員教育に力を入れています。

その代表的なイベントが
2015年8月に10回目を迎えたロールプレイング接客大会「パルシップ」です。

各ブランドのショップ店員5000人の中から選ばれた精鋭12人が決勝に出場し、
檀上で接客スキルを披露します。

より実践に近い接客を審査するため、
出場条件や競技内容、審査方法などを工夫しているそうです。

まず、出場条件は自薦・他薦などの主観的なものではなく、
予算達成率・獲得客数・客単価などの数字で評価されます。

また、ロールプレイング大会のための演技に偏らないよう、
顧客役の役者に買わせることを目的とした競技にせず、
あくまで接客の態度で評価を与えるようになりました。

優れた技術をグループ内で共有し、
実績を残したショップ店員を高く評価する仕組みを導入し、
会社全体の競争力が向上を狙っているのです。

 

システムがどんなに進歩しても

服飾・小売業界は、商品開発の流行り廃りが早く、
また、インターネットやスマートフォンでの販売が普及するなど、
環境変化が激しい業界ですが、
接客の品質が企業の競争力につながるという点は
今も昔も変わらないのです。

競争力の源泉を見極めるのは簡単ではありません。

ユニクロがIT企業であるアクセンチュアと提携し、
システム構築に注力し始めたように、
小売業界ではシステムが肝であると考える人もいるでしょう。

一方で、どれだけシステム構築を行って、
パソコンやインターネットで買い物ができるようになっても、
システムでの対応についてこられない顧客も存在します。

特にこれから高齢化が進めば、
新しい技術に対応できない、
あるいは対応したくない高齢者が増えていくので、
システムでの対応が難しくなります。

そのため、システムが予期できない反応を見せる顧客に対して、
臨機応変に対応できる優秀なショップ店員は、
これまで以上に必要とされるでしょう。

私は、高齢化が進めば、
ブルーカラーの人々の仕事が再評価されるようになってくると考えています。

経済は、需要と供給の関係で成り立っているので、
自分の手足を汚して現場で動ける人が足りなければ、
その評価が上がってくるものです。

ブルーカラーが企業の競争力を左右する存在になってもおかしくありません。

「俺の会社にしか頼めなくなる」と社長は言いました

平成建設の社長が創業時から大工を養成してきたのも、
この需要と供給の関係を見越してのことです。

現場作業を外注するのが常識とされる建設業界において、
1989年に創業された平成建設は大卒社員を大工として採用し、
施工品質を保つためのリーダーを育成してきました。

それは、大工と呼ばれる技術者の平均年齢の高さから、
大幅な大工不足が起きることを、
長期戦略から予測していたためです。

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建設業界において、
企業の競争力を左右するのは品質の高い現場作業であり、
「技術者を外注して済む時代が終了したら、
 俺の会社にしか頼めなくなるんだよ」
と笑っていらっしゃいました。

現場の職人の必要性が高まれば、
彼らの評価が高まるのは自然な成り行きです。


現在赤字の会社では長期戦略を考える余裕はないでしょうが、
企業の競争力を左右するのは、
どこまで行っても需要と供給だということを
頭の隅に置いておいてくださいね。 

そうしたら、ある日、
あなたの会社が独り勝ちする時代が来るかもしれませんよ。

【まとめ】
先の時代を見越して
優位性を育てておきましょう。

参照元:https://www.wwdjapan.com/fashion/2015/09/20/00018068.html


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