競合他社との差別化で優良顧客を集客できる仕組みを構築

ちょい飲みで集客と売上アップ! 顧客ニーズは「ちょい飲み」と「家飲み」へ

顧客のニーズにあった「ちょい飲み」が普及

「ちょっとだけ飲みたいけれど、居酒屋で長居するほどでもないな・・・」
そんな風に思ったことはありませんか?

こんなニーズに応えるのが「ちょい飲み」です。

「ちょい飲み」とは、
1人~少人数で、1時間ほどの短時間、1000円程度の低価格で
お酒を呑むスタイルと言われています。

例えば、エクセルシオール・カフェでは瓶ビールやワインを楽しむことができます。

カフェに加えて、最近は他の業態でも
「ちょい飲み」メニューが拡大してきています。

ファミレスでは「ビールとおつまみ」のメニューが定番になりつつあります。
バーミヤンでは焼酎のボトルキープができるようになり、定期的な集客を狙っています。

また、牛丼チェーンでの「ちょい飲み」も好評です。
吉野家は「吉呑み」の暖簾を掲げて居酒屋形式の店舗を展開しており、
松屋も2015年5月から居酒屋メニューを拡充しています。

さらに、「ちょい飲み」はハンバーガーチェーンにも広がりを見せています。
ロッテリアは試験的に導入した「ちょい飲み」メニューにより、
夜間の売り上げが4割増加するなど高い業績を上げているので、対応店舗の増加を発表しました。
フレッシュネスバーガーでは、
夕方以降、約1500円でワインが1時間飲み放題になるサービスを展開しています。

飲酒習慣の変化はデータにも表れています

NPDジャパンによると、外食でお酒を飲む機会は全体として減少傾向にあるものの、
14-17 時台の時間帯に60 分以内の滞在でお酒を飲むケースだけが増加傾向にあると明らかにしました。
このケースでは、友人や同僚よりも、一人や配偶者・恋人と飲みに行くケースが多いとされています。

また、新生銀行の調べでは半数以上の男性が
「お酒を飲むお店を選ぶポイント」として「価格が安い」ことを上げています。
「ちょい飲み」のお得なメニューが好まれる理由はここにもあります。
また、女性は「料理のおいしさ」や「店の雰囲気」「長居できる」ことをお店を選ぶポイントに上げています。

ファミレスで「ちょい飲み」を楽しむ年配女性からは、
「居酒屋は女の子の声がうるさくて疲れる、若い子の。
気軽にちょっと仕事帰りにみんなで話をするときは、こういう所がいい。」
という声も聞かれます。
出典:http://www.nhk.or.jp/bizplus/navi/20141005.html

ファーストフードと共にアルコールという組み合わせの、
ありそうでなかった手軽なスタイルは、マーケットの要望を反映したステキな販売方法です。

また、コンビニでお酒を買って「家飲み」というスタイルも流行っています。
昔の年功序列の会社は疑似家族だったのに、それが崩壊したからですね。

a0002_011960ですから、ちょい飲みで、
その日の気分、一緒に飲む相手、
お酒や食事の種類に合わせて楽しむことが主流になってきました。
この流れは止まらないでしょう

その分、昔ながらの豪快な飲み会が少なくなってきています。
昔ながらの呑み助は、行く場所が無くならないように
今行きつけの飲み屋さんを大切にしたほうが良さそうです。

まとめ

ちょい飲みは
忙しい人が望んでいたものです。
ちょい家事、ちょい保育なんかも
あったら嬉しいですね。

参照元:http://www.npdjapan.com/press/PR_20140731.pdf

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